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稽古の記録2025年1月①

2025年1月7日(火) 20:00~22:00 @城内公民館・集会室3(高槻)

参加者:かべ、なおか、八木、保田
記録者:保田

新年はじめの稽古は、ひさびさに体操回しから始めました。

各人順番にストレッチ等を提案していくのですが、今回は脱力系の動きに向かっていきました。頭部の重量を感じながらスローで首を回転させたりしていて、ぼくは、『行動障害が穏やかになる「心のケア」』(藤本慎二 / クリエイツかもがわ)という本で知った、「天心」というリラクゼーション技法を試してみたのですが、あまりうまくいきませんでした。

「リラックスできる空間の中で、援助者が対象者の両側から肘を支えると腕が浮き上がり自由に動き出して、無意識の動きが現れる」そうなのですが…。そんなことをやっていて、かべさんが子どものころにされた「腕が勝手に動くおまじない」の話になり、これも試してみましたが成功しませんでした。

暗示や、それを扱う技術がかかわっているのかな?などと話しあっていましたが、どこか「演技」とも通じるところがあるような気もします。戯曲のせりふは、おまじないなのか。

リラックスできる空間の中で、せりふがひとを支えると、無意識の動きが現れ自由が上演される…でしょうか。

それから、稽古は、1/12(日)の『とりで』試演会(※)の、リハーサル的な流れとなりました。

役割分担して「第一場」をゆっくり通しで読み、その後、短い場面を切り取って、そこをくりかえしせりふが入るまで読んでもらいました。ぼくは、今日は読まず、もっぱら見る人をやらせてもらいました。

ト書きには、「三人並んで板の間に座る。」としかないので、登場人物がどのような並びで、おたがいどのくらいの距離感をもって会話しているのかわからないのですが、じっさいにやってみると、おのずから構図が見えてきて、きっとこうだよね?というイメージが共有されていくのがおもしろかったです。戯曲に書き込まれた小道具(スマホ)の仕事が、光っても見えました。

場面は、せりふの字面を追うだけではつかみどころのない、難しい箇所だったのですが、関西弁のイントネーションを取り入れて読み手に引きつけたりして、場の空気感や流れを探っていきました。

以下ご案内いたします試演会にても、同様の体験を共有したいと考えております。

(※)
『とりで』試演会について

とき:2025年1月12日(日) 15:00~17:00(開場14:30)
ところ:とよなかリレーションハウス

村社祐太朗の戯曲『とりで』を、集まったひとで読む体験を通じて、演技についての考えをともに深めるひとときにしたいと思います。もちろん、読むかどうかは各自任意で、見るだけ参加も歓迎します。茶菓子などつまみながら、ゆったりした雰囲気のなかで進めていければと思います。

タイムスケジュール
14:30開場
15:00開演(途中で何度か休憩をはさみます)
17:00終演

※戯曲のコピーは保田が用意します。
※13時頃から会場設営等の準備を始めようと思うので、お時間の許す方はお手伝いに来ていただけると助かります。
※ドリンクや茶菓子等の差し入れ歓迎です!
※17時頃から同会場で八木さんのバースデーイベントが予定されており、誰でも残ってお楽しみいただけるようです。

ご興味をお持ちいただけましたら、
yas828@gmail.com (保田)までお問い合わせくださいませ。

また、次回稽古は、
2025年1月14日(火) 20:00~22:00 @城内公民館・集会室3(高槻)です!

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