架空の雑誌を考えてみる
自分がもしも雑誌を作るとしたら・・・を妄想しました。
タイトル:月刊グレー
概要:
全てが0と1で記述可能なコンピュータが生み出したインターネット情報社会。それは曖昧さが入る余地がない世界だ。SNSによって我々の社会=(イコール)インターネット情報社会になっている現在、全ての事象に対して、賛成なのか反対なのか態度を明確にしろとプレッシャーをかけてくる世の中になってしまった。
だが本来社会は、グレーゾーンを許容する。またそのグレーゾーンの広い社会の方が豊かな社会なのではないかと考える。白でもなく黒でもなくグレー、例えば合法と非合法の合間、虚構と現実の間、男と女の間、様々なグレーゾーンにスポットを当てた娯楽雑誌。
目次:
■[巻頭インタビュー] 箕輪厚介
会社員でもフリーでもない生き方
——編集者〜オンラインサロン主宰
<聞いてみたいこと>
・ちょっとズルく幻冬舎の社員を利用した経験、逆にオンラインサロン主宰であることを、社員の仕事の上で活用できた経験
・雑誌「サウナランド」とNFTについて
【選んだ理由】
ちょっとダーティーヒーロー的なイメージになったの箕輪厚介さんを巻頭に持ってくることで、この雑誌の明暗の暗の部分を表現したい。また、箕輪さんのキャラクターが、会社員とフリーの間を時には格好良く、時には泥臭く生きている姿を、テレビに出なくなった今だからこそピックアップしました。また、ブロックチェーンの技術に関心があるので、NFTについても聞きたいと思ったため。
■【特集】革命のグレーゾーンを考える
連合赤軍 VS SEALDs
[対談]植垣康博×奥田愛基
——現代における脱法革命の可能性
<聞いてみたいこと>
・植垣氏から見てSEALDsは、何処が楽しそうで、何処が楽しくなさそうか?
・奥田氏から見て連合赤軍の非合法活動は、何も参考にならなかったのか?
・二人が考える、選挙以外の革命方法とは?
・二人が考える、若者の政治参加が楽しくなる方法とは?
【選んだ理由】
自分が生まれた1972年という年に大変興味があり、その年の大事件である「あさま山荘事件」について色々書籍を読んでいる。その記事を入れたかったため。そして、連合赤軍の人々が楽しんで革命運動をやっていたことを深堀りしたいと考えたため。
■[インタビュー]美輪明宏
虚構と現実の間 演劇を鑑賞すること
第1回 能
——国立能楽堂を巡りながら、現代の能の魅力を語る
<聞いてみたいこと>
・今後また能を演じる可能性は?
・なぜ若者に能は受け入れられないのか?また処方箋は?
・現代の作家の誰に能を書いて欲しいか?
【選んだ理由】
2年前、能を見に行った。能楽堂の雰囲気、能の世界はとても興味深かったが、そこまでハマれなかった。しかし、もう一度ハマってみたい感情がある。また、三島由紀夫が好きなため、三島由紀夫の「葵上」と「卒塔婆小町」を演じた経験のある美輪さんの話が聞いてみたいと思った。
■[独自取材] グレー編集部
アートと漫画の境界
——集英社「マンガアート」の世界販売事業 SHUEISHA MANGA-ART HERITAGE について 責任者への取材記事
<聞いてみたいこと>
・NFTによる、今後のマンガARTの可能性?
・漫画家のART進出の道は明るいのか、また不足しているものはあるのか?
・海外で受けるマンガARTの特徴は?
【選んだ理由】
マンガが好きであり、アートも好きで美術館へ行くことも好き。そして、ブロックチェーンの自立分散型な仕組みも、民主的なイメージがあり興味を持っている。最近のNFTにからみ、マンガの未来を取材する中で、何かしら面白い話が出るのではないかと期待したため。
■[インタビュー] 宇野常寛
瞑想 探訪〜意識と無意識のはざま〜
第1回 宇野常寛さんのメソッド
——毎月、瞑想を習慣にしている人のメソッド紹介
<聞いてみたいこと>
・瞑想の方法、瞑想時に意識していること、その効能は?
・瞑想の方法に正解はあるのか?
・※機械でα派の測定をしてもらう(毎回)
【選んだ理由】
自分は毎日瞑想する。誰かに習ったわけではなく、我流だ。瞑想に関する本を読んだりもしたが、言ってること、やってることが千差万別で、瞑想の正解みたいなものが想像できない。なので、様々な人の瞑想を紹介することで、なんとなく正解みたいなものを導き出したい。第1回に宇野さんを選んだのは、瞑想をしなそうなイメージの宇野常寛さんが、瞑想しているということをYoutubeで知り、面白いと思ったから。
■[読者投稿] 白でもなく黒でもなく
——毎月 白黒写真(画像) を読者から募る
批評:諏訪光二
<内容>
・読者より投稿された写真について、コメントしてもらう。
・白黒写真ならではの効果、白黒写真の魅力を紹介
・※毎月次回の作品テーマを発表する
【選んだ理由】
自分は写真が好きだ。そして、白黒写真が好きだが、自分で撮るのは難しいと感じている。その白黒写真を大量に集め、白黒写真の良さを広めたい。また、自分の白黒写真に対する感覚も磨きたい。
■[連載リポート] タモリ
THE県境 第1回 東京×千葉県
——東京でも千葉でもない場所=県境を、ドローンで空撮して、要所要所を解説していく。江戸川を挟んで、東京側と千葉側の違いも解説
<内容>
・県境が、なぜそこに引かれたのか、過去その県境は移動しているのかなど紹介
・ドローンで上空から見ると分かる東京側と千葉側の違いを、雑談のようにゆるく話を聞く。※ドローン撮影の許可が出るか未調査
【選んだ理由】
山の峰、川、などの県境。県境を越えたり、県境に沿って歩いたりすることが、理由もなく好きである。この特に理由もないというスタンスで解説してもらうには、タモリさんがピッタリだと思ったため。また別の理由だが、人が住む県境の地域の場合、ほんの数メートルしか離れていない地域が、県境のこちらと向こうで、全く違うアイデンティティーになるのが面白いと思ったため。
■[求人情報]
全国版 ミドル世代向け求人情報
判型:A4版
価格:300円
収益:販売利益と統一規格の求人広告枠と純広告の収入
メインターゲット:30代から50代の男性
発行:月刊
以上