未成熟な大人の「服従の心理」と「同調圧力」がいじめを産む|キャリアニュース を読んで感想
人には自分の地位を脅かす者を攻撃して排除する機能が先天的に備わっていますが、「自分の利益を侵害しようとする他者を排除しようとする人」に対して、周りの人が「服従しているだけだから責任を取る必要はないし周りに合わせていた方が安全だから」と同調することによっていじめは起こるのです。
つまり いじめを問い詰められたらリーダーのせいにして発言する人が多いのですね
始まりはいじめリーダーなので、そうするのでしょう
いじめは、学校など子供が集うコミュミティで起こりやすいです。何故、子供の世界でいじめが起こりやすいかというと、子供は人が本来持っている「自分の利益を侵害してくる人への攻撃本能」をコントロールするための「共存能力」が十分に身についていないために、人を攻撃することで自分自身を守るからです。
「相手をいじめることで自分を肯定したい」「自分の強さを確認したい」「自分の存在意義を確認したい」という気持ちを持つ人は加害者になる傾向があります。
それに対して、他人と攻撃し合うよりも人と共存して生きた方が自分にとって有益であることを知っている大人同士では、いじめが起こりにくいです。
しかし、このニュースのB課長は大人になっても共存能力が身についていないために、いじめの加害者になってしまいました。
いじめ側が共存能力がないことに驚きました
いじめ側はいじめるほうが下なのだとたくさんの言葉を使って否定するのは、存在意義を高めたい、強さを確認したい だからだそうです
機会を常に伺って、相手を卑下したところでその欲求は満たされることはないでしょう
いじめ側が高まる行動ではありませんから 満足するはずもなくエスカレートするのですね
裁判で、アイヒマンは「命令に従っただけ」と述べていますが、彼の本来の姿は真摯に職務に励む平凡な公務員でした。この実験はアイヒマン裁判の翌年に、結婚記念日に花束を買う普通の市民であっても、あのような残虐行為をするものなのかという疑問の提議のもとで実行されたのでアイヒマン実験と呼ばれています。
この凄惨な経験で分かったことは、どんな人でも状況が変われば平気で残虐な行為をすることができるということです。
アッシュの線分組み合わせ課題では、人は他者の意見を自分の意見よりも正しいと思ったり、他人に肯定してもらえるような行動をする傾向があることが分かりました。
別の実験では、国民性によって同調性に違いはあるのかという検証が行われ、集団規範が異なれば同調の程度も異なるが、程度の差はあっても同調行動は存在することが分かりました。
上記の実験で、人間は人の意見や評価に左右されやすく、状況によっては人格も変わることから、これらのことを踏まえて日々の判断をしていく必要があることが分かりました。
加害側に理由があるから罵りに行こうぜとか
理由があるから 普段から罵って良いよといわれると
60%ぐらいはやるみたいですね
この実験の38%は加害者側に回るのを断ったみたいです
そういうことを命令したり、誘ったりする加害リーダーは恐ろしいですね