神殺しこそ願いたる
カビゴンは分裂する神だった。
相変わらずポケモンスリープをしているのだが
今回筆を取ったのは激怒ならずともおこであるからだ。
かの邪智暴虐なるとまではいかずとも
かの朽木糞牆なるカビゴンについてである。
いや、概念に罪などないわかってる。
神などと言う概念に文句を言うのはありとあらゆる意味でナンセンスだ。
だが言おう!!
お前!!!私の可愛い可愛いポケモンたちが太らせたのに!!!!!
全自動ダイエットするんじゃねぇ!!!羨ましい!!!クソが!!
説明しよう。
ポケモンスリープには神がいる。
その神を崇め奉り大事にするからこそポケモンたちは睡眠ができ、健やかな日々を過ごすことができる。
夜闇がないと寝れないようなものだ。
神たる存在をカビゴンという。
システムとしてカビゴンを育てれば育てるほど安眠できるポケモンたち。
まあいいだろう。
カビゴンを育てればポケモンの寝顔の種類も増える。
まあいいだろう。
カビゴンを育てれば育てるほど、カビゴンへの捧げ物たる料理をするための鍋の容量が増える。
成長期とともに食事量ふえるのか、まあいいだろう。
一週間ごとに、カビゴンリセットされます。
な!!!!!ん!!!!で!!!!?
貴様を育てるために私の可愛い可愛いポケモンたちが
時にはクソかわいい短い足を駆使して木のみを拾い集めたり、
寝てるだけなのにご飯はきっちり食うから調理用の食材を拾ってきたりしたんだろ?
全ては貴様を!!!大きく!!太らせるために!!!
100歩譲ってフィールドごとにカビゴンが変わりますならわかる。
なんで全部!!!リセットされんだよ!!!
カビゴンの存在ってそんなサメの歯みたいな感じだったっけ??永遠に同じカビゴン(食の趣味だけ3種類ある)が控えてるの?幻覚?え?そんなUMAだったっけ?
毎週毎週リセットされるあの巨体
育てたカロリーで何か還元システムがあるわけでもない。
神として毎週生まれ変わるなら何かしら恩恵が欲しい。
出ないと!!私の可愛い!もんと(ヤドン)が!!
なんのために働いていたというのか!あのふっとんとんな短い足で!
とカビゴンのレベルが上がるたびに思うのだ。
神たるカビゴンに刃向かうことはポケモンたちの健やかな睡眠を奪うことに等しいのだろう。
等しいのだろうが、モンペゴリラおたくは思うのだ。
くっちゃねしてる!貴様はうちの子ではない!!
働け!!せめて!!
あ、違うか、みんなを寝かせているのがやつの権能か。
ううー!!!
ああ、でも本日も神とともに寝なければならない。
くっそー!