海のものとも山のものともわからぬものが姿を現し始めた。時にしっぽを捕まえては、あまりにもデカくやられそうになり、一時退散し、時を待って成敗しようとすると、そいつは手のひらでチロチロかわいい舌を出す。とにかくその全てを身のうちから出してしまわなければ、皆も安心出来ぬ。お前は何者ぞ

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