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秘話1.2.3…


カーテンの向こう側

◎台本出来かけの頃、そして、まん防の頃に稽古場が閉まり、公園や駐車場で稽古、ひとり芝居なのでリモート稽古は考えなかった。

その頃、ドラマトゥルクから、この台本の完成度では公演を中止した方がいいのでは…との意見が出ていた。けれど、何回でも書き直し上演するとしか考えていなかった。

5月12.13を本番と考えていたが、結局まん防開けたのが、5月11日(小屋入り前日!)

ワークインプログレスでと考えていたので、思い切って二本立てにし、スケジュールのことからも、7月の劇場が空いている日を、とにかく押さえた。

5月はぷれびゅとし、上演後、10分ほど書き足した。

まん防入りの頃「今の2倍書いて」というサジェスチョンを「今は無理、ぷれびゅ終われば溢れて来ると思うので…」と退けた。その後、上演台本をしっかり作り込め、間もなく本番を迎える…

中止した方が…は、ありがたい一言、その一言で奮起したのも確か…

大切なひとを亡くした男の話
#カーテンの向こう側

君と手を繋ぎたい

りさが高校生の時に書き、上演したのを劇場で観ている。

演劇部は皆、就職で辞めてしまうんだと聞き、惜しいなと思っていた。

こういうのは大人になってから書けないし(その季節だけ…)瑞々しいジュブナイルだと感じてもいたので、いつかうちで上演を…と思っていた。

縁があったのか意外と早くその機会を得ることが出来た。

うぇいは上手いし華がある。でも、オファーした決め手はそれではなかった。

進級公演の稽古の際、ひとりでしか稽古が出来ず、自分がお上手になって行くのを、くやしがる姿を見たから。

こいつはやり取りをしたがっている、それはうちで唯一それだけは外してくれるなということ…。

皆に聞かれるのでその度説明するんですが、あれは、

せったいうえい 

と読みます。以後お見知りおきを笑

柊・ももも は、うちの本番や出演の劇を観に来てくれていた。感想を聞いて、伝わりを感じられたり、ありがたい存在。

ある日、ふと気付いた。ふたりはミュージシャンだったと…。細かい注文はしたが、自分たちなりの曲をすぐ聴かせてくれた。

◎珍しく、こたとランチ。

彼女にはこれまでも「さいごのじゅぎょう」「アン−はじめてのうそ」そして今回の「君と手を繋ぎたい」のイラストを描いてもらっている。

次はどう関われるか楽しみだ。

ふたつの魂の物語。
#君と手を繋ぎたい

こうがは、あのときの王子くんでは出演したが、今回は音響係。

だが、密かに台本を書き、次こそは! チャンスはどこだ!? と必死に探してる(いくつも構想があるようだ)。

今は同級生が作った曲を稽古であてながら、自分なりに、ああだこうだと進めてくれている。全てを見られるポジション、先に繋がらない訳がない。

てっちゃんは、そこにいて、ふむふむと感じている。そうなりますか…。そこはそうですか…。なるほど…。それはいいですね…。ふむふむ…と。受け止めて受け止めて、やっとぽろっと一言。存在に感謝!

BMCB(ブレーメンズ・ミュージック・クラブ・バンド)は不定形なバンドで鳥屋の劇伴である。リーダーは鳥朗だと思っていたら、今回2回目の録音時、ヒロえもんが、もっとこう! てっちゃんそこ鳴らさない方がいいな、ガンガンガンと盛り上げて、そこは譲れないなと、バンマス状態となっていた。ありがたいことである。

真空弘彩堂は、独自のセンスでものを作り、置き、見て、こうかなと、直す、手作業のひと。ふれたもの、みたもの、感じたことなどどで世界を切り取る、より良く見ようとしてくれているように感じる。近年、衣装・小道具・舞台美術をお任せしている。

◎実は、右手の人差し指の先がしびれてる。腰から来たみたいで、未だ治らず。寄る年波に逆らわず、乗り超えたい。週末に、本番終えたら海へ行こうっと もう、夏ですね…

最後まで読んでくれてありがとうございます!
公演終了まで、しっかり稽古、確認をして、深めて高めて参ります。

Stories〜他愛ない話のオムニバス〜2021・夏

詳細・ご予約はこちらから〜
https://note.com/ashinokuchi13/n/nc36121d1b535


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