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ある日の稽古のこと

稽古場で台本からだけでは読み取れないものがこぼれてきて 面白かった。

こういう距離感なんだ、こういう表情するんだ、こういう風な気持ちになるんだなぁといった感じ。

書いた その時には何かしら 思って書いたのだとは思うが それは芦十の考えたこと。俳優やスタッフにはまたそれぞれの見える景色がある。稽古場ではその掛け算をしてるのだなあと思う。

出来上がったものを観ることは残念ながら できないのだけれど、何で忙しい思いをしても儲けなくても続けてるんだって言ったらそういうことなのかなと思う。

今はしっかりセリフを収めようと 繰り返し ブツブツ、皆との次の稽古を楽しみにしているところ。

#伊達の劇王  
予選A(12/9土)参加作品
劇団鳥や『たくらむ』
作・演出|芦口十三
出演|白鳥英一、嶺岸祐菜
曲・音|まぐにゃー

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