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ふと目覚めて階下に降りると 人影。荒らされた部屋 、壊れた扉 。逃げ遅れた一人を捕まえ、まずは 袋叩き。でも そいつは幼馴染で憎しみは倍増し…。 という夢だったが 残念ながら 細部を覚えていない。心をかきむしられるような気がした覚えが、かすかにあるような…すでに彼方へと消えているのでありました。
後輩のというか生徒だった女性と歩いている。夏の暑い日らしい。 「あいつ(同級生の男子)、覚えてますか、いつも稽古や公演、どうなのって気にしてんすよ」 自分は、「何だそれなら顔出せばいいのに」と答えた。 「そうなんすよ、私もそう言ってんすけど、忙しいみたいで」 「そうか」 あとふたり、後から来るらしいが、今は自分の実家に向かっているところだ。近況を聞きながら歩いている。 彼女はまだタレントや声優として活動しているらしいと人伝にも聞いていた。大変かもしれないが、がんば
家の前を車で出発した直後、「どかっ」と物音がして、すぐさま背後から赤い回転灯、パトカー…。 恐る恐る車を降りるとパトカーはそのまま通り過ぎ、隣の空き地の草むらからうめき声がして、頭から血を流した二十代くらいの優男がふたりと男の子の顔が見えた。 「どうしたんですか!?」 「ああ、あの、プールが落ちて…」 「プール!?」 何も伝わらない。とっさにベビープールを屋根の上に置いて楽し気に水浴びする絵が浮かんだがそれが落ちた、それでけがをしたということか…。 その内に、周囲から
食堂にて、同行していた女の子がしょんぼりしている。 そこは中華を得意にした食堂か。大鍋から湯気が出て、旦那さんと奥さんが忙しそうに昼の営業の準備をしていた。次々とお客が増え、席が埋まっていった。しょんぼりした女の子がずっと鍋の方をうらめしそうに見ている。 「もしかして食べたいの?」 すっとこちらを見て、またうっぷし大きなため息をつく。 「食べようか、定食でも…」 「え、いいの…!?」 「いいってかもう席についてるし…頼んで来てくれる、二つ」 「二つ」 「うん」 きらき
どうして夢はいつだって妙なんだろう…。 CM の撮影に来ている。爽やかな役、衣装でカメラに向かいセリフを二言…! みたいなものでうまくいったと思っていた。ところが後日、いつまでたってもその CMが流れない。あれと思い、どうなっているのか見せてくれるよう頼みに行った。 まだ編集もされていない映像を見せてもらうと、そこには爽やかな衣装に身を包みズボンが下がりトランクス丸出しにしている自分。 「え、嘘…」 まるでデカパン先生で、そこまでズボンが落ちたら誰か気がつくだろう…。
休演日を挟み 舞台裏の薄暗い 楽屋へ。セットの裏にテーブル。パネルに衣装をかけてあるくらい、決して部屋ではない。 すぐに気づいた、衣装のワイシャツを前回 2枚持ち帰り、今日 持ってきていないことを。すぐに代わりのものはないかと思ったが パネルに掛けてあるのは、ダンガリーシャツくらい。 すぐそれで不具合がないかと、頭ん中をめぐらす。セリフで「ワイシャツ」と言っていないか。「このシャツ」とか変更を最低限としのり切れないか。 出来の悪いサラリーマン役、 大丈夫だろうとは思うが