サンデーとロビンに関する与太考察〜ロビンの曲の歌詞について【崩壊:スターレイル】
はじめに
ここ最近noteに書いてきた記事は全て不安と焦燥と自分を納得させる目的のためのものだったが、今回はライブを聴いてそのままパッションに依ってこれを書いている。
先にこの記事の結論:サンデーは実装される。
いつもの如く妄想と憶測とこじつけだらけなので、まともな考察としてではなく、与太話として読んでいただければ幸いだ。
一点だけ。
私は持論として「サンデーはピノコニーの事件の元凶を巻き込んで一度『死ぬ』。イエスがモチーフの一部になっているため、三日後になぞらえて3バージョン後の2.5で実装される」ということを考えている。そのため、蘇るかどうかに関わらずそもそも「死ぬ」こと自体を考えたくないという方はご注意願いたい。
もちろん私も、彼が死ななかったり、2.4で実装されたりという形でこの考察が外れてくれたら泣いて喜ぶ。
ロビン先行プレイ動画
配信者がやっているものをいくつか覗いてみた。
・2凸「2人のアフタヌーンティー」
サンデーと2人ってことでは??? これは……実装!
・5凸「孤独な星の涙」
「お星さまも いつか死んじゃうの?」…………これは……じ……実装……
ピノコニーを離れて独りで歌手修行してたときのことだとか、2.2終了後に一時的に独りになるときのことだとか思えば問題ないでしょう!
スターレイル2024ライブ
ロビンは「傷つく誰かの心を守ることができたなら」と「銀河を独り揺蕩う」の二曲を披露してくれた。ここで出てきた公式の英語詞/日本語訳を読んで卒倒しかけているので、記録およびシェアしておきたい。
「傷つく誰かの心を守ることができたなら」
改めて観てみると素直にホタルの歌のような気もしますねえ。
ただ、ロビンが「私たちの夢」について迷っている様子だったのを考えると、「私の夢」を明言しているのは注目に値する。
「銀河を独り揺蕩う」
こっちが本題!
リアタイしていてこれは……!? となったところを太字にしている。
まずは題名から。日本語では「銀河を独り揺蕩う」となっているが、英語では「Sway my beat in cosmos」、直訳すると「私のビートで宇宙を揺蕩って」となっている。独りとか言うんじゃないよ。
歌詞を順番に見ていこう。
「We're reaching heights unseen」「World so high」「We're bound for a greater height」「Off the ground」「We're bound for a greater height」__この曲には(比喩かもしれないが)世界を空になぞらえる、「高さ」についての表現が多く見られる。日本語詞だともっと顕著かもしれない。「一緒に知らない世界に行こう」「一緒にもっと空の奥に触れよう」、という具合に。
さて、ロビンとサンデーは天環族で、羽を持っていて、鳥に喩えられる。鳥にとっての自由な世界はすなわち空だ。「We/一緒に」は、この兄妹のことを指す、と読んでも差し支えないのではなかろうか。
序盤、「You're the key to where my trust begins./私の信頼を開くカギはあなたにある」について。日本語詞だとあなた次第のような雰囲気が出ているが、「あなたを鍵として私の信頼が始まる」くらいの前向きさで捉えていいと思う。
この兄妹で「信頼」といえば、連想するのはロビンからの手紙。兄のことは疑わず、「私たちの約束があるから、兄さんのことは疑っていないわ」とある。この「約束」について、先日の記事ではロビンのサンデーに対する信頼を裏付けるものとして解釈した。この流れを受けての歌詞ではないかという話だ。
サビ前、「Join my dream, it is the right time./夢の中に会いに来て 今がその時なの」。日本語詞に異を唱えるわけではないが、この直後のサビで「Welcome to my world./私の世界へようこそ」とあるので、この「dream/夢」は、「ロビンの夢が具現化した世界」と読めるのでは。
最初のサビでは「Rise Up into my world」となっている。私の世界へ上がってきて、というのだが。
私は先日の記事から、持論として「サンデーは一度(夢境にある大劇場で)死に、蘇って実装される」ということを述べてきている。その前提に立てば、夢境で「死んだ」人が向かうとされる「真の夢境」、すなわち「深海」から「大きくジャンプして」来て、ということではなかろうか……。もう既にサンデーは一度死んでるんだけど……。
ともかく。サビがこの記事を書く1番の動機になった。
「生まれ変わろう」なんてまさに、「秩序」の不穏さを捨てて「再誕」することではないのか。英語詞の言い回し「Renew your definition.」は堅苦しい言い方にも思えるが、人に教えたがる癖があり、図書館では難解な本を解説してくれようとするサンデーに向けた歌だと考えれば、「あなたの定義を取り替えて!」というくらいがちょうどいいのかもしれない。
「想像を超えた奇跡」はサンデーの蘇りだ。そうでしょう。日本語版のかなりの意訳のようだが、キリスト教で奇跡といえばイエスの復活だし。
「hear my declaration./聞かせてあげる 私の決意」も上に同じ。サンデーも策士だからこうはっきり言わないと聞か(け)ないんだよね。お兄ちゃんだし。
「"No more ties."/『ここから先は もう自由なんだから』」
これが一番やばい。
わざわざセリフを表すクォーテーションマーク/鉤括弧がついてる時点で、誰かに話しかけていることは確定。
今何かに縛られていて、ロビンが決意を聞かせようとする人物といえばサンデー以外にない。
当主の身分(と、おそらく「秩序」)に縛られて妹の死を表で悼むことさえ許されないという、冷静に見ればかなり苦しい立場に置かれてきたサンデー。その兄に向かって、ロビンはいうわけです。もう独りで抱え込まないで。「ここから先は もう自由なんだから」……。
終盤、サビの「World so high, let me show.」が「World so high, we'll show.」に変わっていく。ロビンがサンデーに向けて歌っていたのから、ロビンとサンデーが星海に向けて呼びかけるようになったようなニュアンスを感じる。途中で「sing along/一緒に歌おう」と促していたのもあり。
「and go beyond horizon/地平線を超えて」からは、「事象の地平線」を連想する。ブラックホール近辺において光すらも脱出できなくなるラインのことで、黄泉に斬られたアベンチュリンが「死に際」に居たのもここである。この線で行けば「『死』を乗り越えて」という読みもできそうだ。
あるいは。
ブラックホールはどうやってできるのかといえば、極めて重い星が死んだ後、自己崩壊を起こした末にできるという説がある。「お星さまも いつか死んじゃうの?」という幼いロビンの質問が心に刺さったままの方も多いのではないだろうか。こちらからでも死を超える、という連想はできる。
素直に、限界や自己規定を超えるという意味で読んでも美味しい。
ラストはこうなる。
主語「We」、「Side by side./一緒に歩こう」。
先ほどまで「高く」と呼びかけていた歌詞が、最後には「一緒に歩こう」と呼びかけるのだ。「死」なり何らかの障害を乗り越えて再び並び立つことができたなら、兄妹の願いはただ「一緒に歩く」ことに収斂するんではないか、と思える。
「side by side」の意味としては、「協力し合って」「仲良く」「並んで」がある。全宇宙のロビンファンには申し訳ないが、これは流石にサンデー&ロビン兄妹のことを指していると読まざるを得ないのでは。
2.2特設サイトでは、幼少期にサンデーが歌詞のない歌をロビンの子守唄として歌っていたというとんでもないことが彼女の口から語られている。
願わくばサンデーの実装バージョン(2.5?)で、2人で歌うバージョンなんか聴けたらいいな〜〜〜〜などと思っている。
イッテ星穹
なんで今日なんですか!? サンデーを2.2開始後に出せないとでも?
トーク中の補足や堂々の大金賄賂はさすが当主という感じだし、「妹は」「ロビンは」で愛情深さが伝わってくる。大満足なんだけどちゃんと実装もよろしくお願いしますね。
余談
小さいロビンの声がPVにあったってことは……
小さいサンデーにも会えるってこと!?
気になりすぎて作った予想