ショックだったこと

祖父との旅行を終え、帰宅した時、すぐにやらなければいけない事が2つありました。1つは祖父にオムツを履かせること。もう1つは祖父の大量の衣類を洗いに行くことです。
1泊2日の旅行中、5度オムツを交換しました。その内、2回はズボンごと取り替えなきゃいけない程でした。タオルもたくさん使ったし、着替えもたくさん用意したけど、足りず途中買い足したりしました。家に向かう時には祖父はオムツではなく、ファミマで買った普通のパンツを履かせていました。
晩御飯の時間になれば叔母来てくれます。しかし、叔母にオムツ交換を任せればそれだけ負担になります。いつも通り祖父に僕の腰を掴んでもらって足を上げてもらい、ズボンを脱がせ、取り替えようとしたその時、祖父は転倒してお尻を打ってしまいました。幸い腕を掴んだので、強くは打ち付けていませんが、打ち所が悪く、1〜2日様子見て、祖父が辛そうなので、明日病院に行く事になりました。

これだけでも相当僕はショックです。自分が目の前にいながら祖父を転ばせてしまった。転んだ際に強く手を引けば肩を外したり、腕を怪我すると思い、そーっと地面にお尻を着かせようとしました。色々とっさに考えたんです。ただ、上手くは行かず、結局祖父にダメージを与えてしまった。

今日家に帰り、祖父と食事している叔母に転倒した事とその時の様子を話すと「じいちゃんは秀ちゃんに押されたって言ってたよ笑 そんな訳ないのにね笑」お笑い話にしてくれましたが、これが心臓が張り裂けそうになるくらいショックでした。

助けようとした。それ以前に祖父にはたくさんのことをやっている。転んでから台所に行きづらくなり、ご飯や歯磨きのサポートもした。旅行も連れて行ってるし、普段からリハビリも手伝ってる。美味しい料理も作ってあげてるし、甘いお菓子だって買ってくる。友達と遊んでる時でさえ、心配で家の様子を見守りカメラで見ていたりする。仕事を辞め、祖父を支えられる時間も増やし。けど、祖父は僕に押されて転んだと思っている。

悔しかったすねー。結構くらいました。

ただ、僕とこの数年で色々揉まれて強くなったのでしょう。「しゃあない。しゃあない。明日は病院連れてかなきゃ。入れ歯治さなきゃ。忙しいわー」と思いました。


昔から「やってあげたのに」「時間をかけたのに」という理由を持ち出す人間を何人も見てきました。それはサプライズパーティーの時だったり、漫才のネタだったり、共通して「誰かを喜ばせる為」の行動の内で起こるモノでした。昔の僕もそうでした。
けどね、そんな言い訳まじで意味ない。
相手が喜ばなかったら、反省。そしてすぐに代替案を考える。どうしても喜ばせたい相手ならなおさら。
んで、どうでも良い奴だと判断したら、無視。今後一切関わらなければいい。

家族は前者でしょ。人によってはムカつく家族もいるけど、僕にはもうじいちゃんしか居ない。

Youtubeでも、いろんなSNSでも配信してる90%はおじいちゃん喜んでないっすからね。旅館料理ひとくち食って「これうまくねーな」って平気で言うじじぃですからね。

ただ、それでも大事な家族。

今更ながら中学生のころ、母親に「死ね!」とか言ってた自分が本当に恥ずかしい。押されたと思われたくらいで祖父のサポートを諦めてたら、両親に合わせる顔がない。

そう思っているが、腹立つのは腹立つ笑
二転三転してすいませんが、自分を落ち着ける為にも、頭を整理する為にも殴り書きました。

とにかく明日は病院!歯医者!以上!おやすみ!

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