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龍の話1「龍が体内に入る」(ちーちゃんとクーちゃん前編)

 2018年4月に沖縄の仕事が終わって東京に引っ越す数カ月前、北海道のヒーラーの電話遠隔のセッションで、
「池〇さんの体内に入ったまま出られなくなった黒い龍がいるので、出していいですか?」
というので、初めて体内に龍がいると言われたので驚いたが、出してもらった。
 その龍は悪い存在ではなく、その龍の事情で出るに出られなくなってるとのことだった。出した後は何も変化はなく、その北海道のヒーラーはそれ以降疎遠になった。
 
 引っ越し前の3〜4月は、4月7日に本島北部の聖地に登山し、その前後に森美智代先生が2回目の講演で来沖し、3月には東京に一時帰った時にチャネラーのインフィニー(後の師匠)に知り合い、4月の引っ越し5日前にそのインフィニーが両親とお弟子さんたちを連れて沖縄にツアーに来たので、まだ弟子でもないし口も聞いたことがないのに、久高島への1泊2日のツアーに参加したりと、まるで最後の追い込みのようにイベントが続いた。
 
 そもそも、3月に師匠のインフィニーと知り合ったのも、数年前にレイキの先生(ケイさん)のイベントで知り合った人がたまたま同郷だったからだ。
 3月に東京に歯科の関係(強制力で東京へ帰らされた)で一時帰って、数日いて沖縄に帰る前にふとその同郷の人にご飯でも連絡すると、その同郷の人が偶然師匠のチャネリング教室に通っていて、僕に「会わせたい人がいる」と言うのでついていくと、後の師匠になるインフィニーの家だった。偶然にも隣の駅で、自転車で行ける距離だった。

 その同郷の人は本当に連れていくだけの役割で、着いた途端に二階に上がっていき、以降二度と会っていない。3月に師匠に初めて会った時は顔を会わせた程度で、会話は師匠のお姉さんとだけしてて、妹=師匠(インフィニー)もいると聞いただけで、師匠がどんな人かもわからなかったが、それなのに師匠から翌月にツアーに来ないかと連絡が来た。
 えっ!?どんな人か知らないのに?と思ったが、東京から沖縄でのツアーには行かないが、那覇に住んでるから最後のご奉公かと謎の理由をつけて参加した。(その話は別記事予定。)
 「たまたま」や「偶然」と書いているが、今思うと全部出来すぎである・・。
 
 4月23日に東京の元の部屋に引っ越して(沖縄に住んでた時も家賃を払って維持していた)、体調がずっと良くなかったので、弟子になる前に師匠のチャネリング教室に通ってる人と知り合って相談すると、リーディングとヒーリングができるヒーラーのふくおかAさんを紹介された。
(この時は、師匠はチャネリングを教えることしかできないと思ってたから)
 でも、さすがに面識のないふくおかAさんのセッションを初めて受けるので、内容や予約についてフェイスブックのメッセンジャーでやり取りした。予約で、セッション内容を1時間か3時間かで迷っていたら、手が自動書記のように動いてフルセッションの3時間を依頼した。その時には、あきらかに手が無意識で動いたので驚いた。でも、キャンセルせずに白金高輪駅前(当時)の事務所に行った。

 ふくおかAさんの初回のセッションで、冒頭に体の中を(おそらくエネルギー的に)クリーニングするのを手伝ってもらった時に
「池さんっ、龍がいます!」
と、すぐに言われた。(実際には下の名前にさんづけの呼び方)
 
 体内に龍がいると言われるのは、もう2回目なので前回ほどは驚かなかった。
「‥沖縄から連れてきたんですね」
「たぶん、大石林山の龍だと思います。龍の巣なんです」
と、頭に浮かんだ場所を話した。あそこではあきらかに幸運なことが多く、歓迎されていた。

初めて大石林に行った頃にはあった龍の像(今はもうない)

「もうっ、護るんなら中に入ってないで外にいなさい」
と、僕の体に入っていた龍はふくおかAさんによってつまみ出された。
手の平サイズの小さい子どもの龍で、パタパタと飛んでいるような気配やイメージが浮かんだ。横になっていたので物理的には見えてない。
 
 ふと、4月に引っ越す時に那覇空港で東京行きの便に乗り込む時に聞こえた声を思い出した。LCCの便なので、バスからタラップの階段を上がっている時、
「こわーいっ!!」
と、子どものような幼い声がはっきり聞こえて
「怖くないよ。これに乗って東京に帰るんだよ」
とすぐに返事を返して、あれ?誰と会話してるんだ?と思ったことがあった。あれは、この小さい龍の声だったのか。
そのことをふくおかAさんに
「(小さな龍は)飛行機が怖かったから、その時に体内に入ったんでしょう」
と説明したが、飛行機を見たこともない聖地の山にいた子どもの龍なら怖いのも分かる。知らないと飛行機って、鉄の塊の中に入るってことだもんな。

2018年4月23日、沖縄から東京へ再び引っ越す時に乗った飛行機。このタラップを登る時に「こわーいっ!」との声が聞こえた

 この小さな龍を何て呼べばいいかと思っていると「ちー」「ちーちゃん」と言ってる気がしたので、「ちーちゃん」と呼ぶことにした。意味は地の龍で、赤い龍。僕の近くにいて護衛してくれることになる。
 当時リーディングのスキルがすごく高かったふくおかAさんから、
「この龍は池さんを護る、護衛についてきてくれたようです」
と聞いた。(↑「池さん」は実際には下の名前にさん付け)

 別記事でまた書くけど、大石林山(本来は金剛石林山)はとてもご縁があって、ご先祖さまもこの場所(辺戸の集落)から内地に渡ってるし、出会うと幸運が訪れるこの山のヘビも初回の登山開始してすぐに出てきてくれた。その中でも、一番なついてくれた龍のちーちゃんが護衛として東京へついて来てくれた気がする。

 その後、何回かふくおかAさんのセッションを受けるうちに、プレゼントで手作りのちーちゃんの家をもらった。木箱で、中身はリーディングしてちーちゃんが喜ぶ物を入れてもらった。
 手渡された時に、これは何?と聞くと
「ちーちゃんが(小さくなって)出たり入ったりするところ」
と説明されたので、
「あー、ちーちゃんの家(うち)か!」
と分かり、それをお宮として自宅で龍神様として祀ることにした。
 部屋には、ガジュマルや月桃など沖縄の植物をガーデニングで育てているから、ホームシックにはならないだろう。

 ふくおかAさんのリーディングでは、僕の過去世(前世)で神社の神官(住吉大社の神職さん)をやっていたそうなので、そのせいか神様を祀ることについてまったく違和感がなく、毎日お神酒をお供えして祀っている。
 だから、近所の神社で末社にお神酒をお供えしたり、お供えの水を替えたりしている。ちなみに、沖縄のお母さんの赤田さんは神社の植物に水を毎朝上げに行っている。

龍の話2「クーちゃんの帰還」(ちーちゃんとクーちゃん後編)|池さん
につづく
龍の話は、複数あるのでシリーズとして続きます。

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プロフィール&登場人物紹介(10/20)|池さん







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