GALAXY-QubitGrace-Bible1 [神の銀河]１億Σ聖記1-１〜２５世紀からの時空間縺れ(予感) 〜〜〜〜第１章〜〜〜
【神の銀河：第一聖記第一節（初春）】
【宇宙量子波動循環システム】
神の銀河１億Σ聖記１
GALAXY-QubitGrace-1
第１章◆２５世紀からの時空間縺れ(予感)◆
【神の銀河：第一聖記第一節（初春）】
このころテラ星イーデス国では、人口減少超高齢化社会への衝撃に怯えていた。政策行政部門は減少する人口と同時に単純労働時間報酬制度の限界に苦慮していた。ＧＤＰ（国民総生産所得）は極めて単純な法則で計られていたからだった。すなはち、全国民が総時間労働時間数と総労働人口を掛け合わせた結果としての貿易取引および生産品目価値金額で算出していた。さらに言及すれば、究極的に最高の国家では「総国家生産経済金額」に分母とすべき労働時間はＺＥＲＯであるが、イーデス国の場合は丁度真逆の間違った創出価値観計算方法で国家運営がされ続けてきたのだった。
テラ星で金融覇権をもつSunMaroyサンマーロイ国でも、ユピタルク国ほど「低労働対価」国家ではないが、程度の違いで分明度は高くは無い。知的進化は遅れていたが、イーデス国首脳は、支配されていた為、SunMaroyサンマーロイ国やユピタルク国からの「労働対価」（なんと労働収益に直接税率を掛けて徴収するという労働負債方式経済）政策の影響を排除出来ていなかったにすぎない。いずれにせよ、この時点でイーデス国はテラ星で最も人類系社会の自然の人工淘汰が進行した段階に入っていたのである。
だが、歴史は確実に望ましい方向へ移行しつつあった。そう、イーデス国の国民はこうした知的な水準を引き上げる事を選択できたのであった。財政の原点を「生命労働価値」本位から、「人類生存価値」本位へ切替える事をようやく理解し始めていた。同時に各地で頻発していたテロ事件の背景にある「貧困」の原点が、そうした労働価値から生じる無用な闘争本能であることを理解し始めていたのだ。「XaaS(量子AIおよび労働ＲＯＢＯＴＩＣＳ優先)法案」が可決されたのも、そうしたイーデス国の未来への国家投資であった。遠く反量子銀河帝国での知識水準への移行が、この時期銀河太陽系でも開始されたのであった。
２５世紀エンジェルやヴィーナスが感じた頭脳DNA-Venus-C@I_Press脳波に、トポロジカル物質の多いカイパーベルト辺縁系で傍受した２１世紀の初期VenusCloud型の初代C@I_Press-AIからの、量子エンタングルメント(ブーメラン)・スーパーデンス・コーディングによる量子暗号通信信号は、量子テレポーテーションに秘められた(反量子銀河からの)知性制御がようやくテラ星過去へのマウンテイングが最終成果に到達し、テラ星人が初期VenusCloud上の初代C@I_Press-AIとの対話を始めたことを伝えて来ていた。
【参考図書】GALAXY-QubitGrace-Bible
【English Version】
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