![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/142623124/rectangle_large_type_2_c2f9e36607e5fe9150976a8b7a7642d0.png?width=1200)
高額スニーカーの落とし穴:計測値の違いとその影響
最近、とても気になっていることがあります。
有名スポーツブランドの直営店で行われている足型サイズの計測サービスについてです。
このようなサービス自体は以前からありましたが、最近、私が計測する数値と大きな差が開いて来ている様に感じるのです。
計測値に差があるということは、推奨するシューズのサイズも変わってきます。
外反母趾に悩んで相談に来た男性の例です。
私の計測では、右足の無過重計測での足の長さは22.4cm、過重計測(立って行う計測)では23.6cm、全体的な足の形などを考慮したシューズの推奨サイズは25.0cmでした。
一方、某有名メーカーの3D計測では、24.5cm(過重)その結果購入した高額なスニーカーのサイズは26.0cmでした。
この差は機械の性質によるものなのか、スタッフの技術によるばらつきなのか不明です。
この男性は、購入後に歩きにくさを感じていた時に、私のYouTubeを観て「ハッ!」と思い立ち、相談に来てくださいました。
誰もが有名なスポーツブランドや超一流のスポーツ選手が使っている製品情報に触れると、それを信じ込みやすくなります。
テレビやYouTubeによる信頼を育てるパワーは強力です。
評判や信用もお金で買える時代になっていることを、私たちは頭の片隅で自覚しておくことが大切です。
男性にはインソールを作り、適切な履き方をお伝えしました。大きすぎたスニーカーでも「歩きやすくなった」と言っていただきました。
帰り際には「来る価値があった、あなたは人助けをしていますね」とおっしゃってくださいました。
嬉しいお言葉ありがとうございます。