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Notionの可能性を引き出すかもしれない使い方6つ

ポッドキャスト「アシカガCAST」第747回の要約記事です。

Notionの可能性を引き出す使い方を考えた

Notionがただのメモ帳になっている人に教えたい使い方を、6つ考えてみました。そんな感じのテーマの記事をみかけたのですが、個人的にはあまり刺さらなかったので、わたしなりの案をまとめました。その記事では触れられてなかった内容ばかりです。

1 Webページとして公開する

特定のページを不特定多数の人に見てもらいたい時に便利なのが、Notionのウェブ公開機能です。親子関係にある複数のページをまとめて公開できるので、1ページ目を目次にして、そこから複数のページにリンクを張ったウェブサイトのようなものを作ることもできます。

Notionは階層構造のあるページが作りやすく、柔軟なレイアウトも可能です。Notionの特徴であるヘッダー画像とアイコン画像も使えますし、見映えのよいドキュメントを簡単にウェブサイトとして公開できて便利です。

2 動画置き場にする

有料版のNotionを使っている人向けの使い方となります。Notionでは、一番安いプランでも、ファイルの容量が無制限になります。1ファイルあたり5GBまでという制限はありますが、ファイル数は無制限です。

動画に限らずいろいろなファイルの置き場として活用できますが、動画はNotionのページ上で直接ストリーミング再生ができるところも利便性が高いと思います。

3 見積もりを作る

Notionのデータベース機能を使って、見積もりを作って共有する使い方もおすすめです。表形式で金額を入力し、関数を使って消費税の計算などもできます。合計金額の表示も簡単です。

Notionで作った見積もりの例

見積もりをドキュメントとしてまとめられるのが強みで、項目と金額だけでなく、テキストで説明を加えたり、複数パターンの見積もりを1つにまとめたりできます。印刷には向きませんが、その場合は別途見積書のPDFを添付すればよいでしょう。

4 Webページのクリッピング

ブラウザの拡張機能を使って、閲覧中のWebページをNotionに丸ごと保存できます。リンクだけでなくページの内容が保存されるため、元のサイトが消失しても情報は残ります。

機能拡張でWebページをNotionに保存する画面の例

Notion内で検索にもヒットするので便利ですが、やみくもにクリッピングすると、情報を探すときのノイズになってしまうかもしれません。

5 ファイルダウンロード用ページとして公開

メールに添付できない大きなファイルを渡したいときに、ギガファイル便のようなファイル転送サービス代わりとして活用できるでしょう。また、不特定多数の人にファイルを配布するときにも便利だと思います。

こちらも2と同様に有料版ユーザー向けの利用法です。有料版であれば1ファイル5GBまでアップロード可能です。画像などをページ上に埋め込まずに、ダウンロードリンクとしてページに設置できる機能は便利です。知らなかった人もいるかもしれません。

「ファイル」を選ぶとページ上にファイルダウンロードリンクを埋め込める

6 Webサイトの初期プロトタイプ

Notionでは親子関係を持った階層構造のあるサイトを簡単に作れてWeb公開できます。柔軟なレイアウトも特徴です。これを生かしてWebサイトの初期プロトタイプを作るのに使うのはどうでしょう。わたしも仕事で使ってみたことがあります。

同期ブロックという機能を使うと、メニューのような共通部分を複数ページに配置できて便利です。


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