『ルーナジア戦記』プレイ日記 第2話・天才美少女魔法師登場!
「エルザお姉ちゃん、ノーザリオを攻めるってほんとなの?」
首都ガガでの宣言から数日。
エルザの許を、ひとりの少女が訪ねてきた。
彼女の名はシュガー。
大陸一の魔法師として名高いムウアの孫娘で、その才能を色濃く受け継いでいる。
エルザとは年の離れた姉妹のような間柄で、共和国の指導的となったいまも、昔と同じ調子で話しかけてくるので、ムウア老としては心労が絶えないようすだ。
しかし、エンジェの剣の神託を受け、周囲の状況のなにもかもが変わってしまったエルザにとっては、彼女の存在が有難かった。
「ええ。そのつもりよ」
たしかな決意を込めて、エルザはうなずいた。
「おじいちゃんからは各国の状況について調べろっていわれてるけど、そういうことなら真っ先にノーザリオを調べないとね。あそこってアレでしょ? いっつも馬鹿のひとつ覚えみたく‟正義、正義”いっててウザい国」
「え、ええ。そうね」
「でっしょ~? おじいちゃんも、あんまり好きじゃないみたい」
※解説
ゲーム開始から一節(1ターン)が経過すると、部下の騎士が各国の状況を報告に訪れます。
ノーザリオ王国は正義のブリガンダインを有することからもわかるように、大陸統一の大義名分としても「正義」を掲げています。
体験版を遊んだり、動画を観ていた人からも、「この国正義正義うるさくね?」というような感想が多く聞かれていましたが、そうした心情を見透かしたかのようなシュガーの発言に、思わず噴き出してしまいました。
他の国で始めた場合も、ノーザリオに関しては概ねこんな感じのdisが入るみたいです。
ちなみに、シュガーの能力ですが、初期レベル1のエンチャントレス(いわゆる魔法使いクラス)。
統魔範囲、統魔成長率ともに優秀で、最終的には祖父をも超える大魔法師へと成長することが期待できます。
是非、頑張って育てましょう!
(ゲームとは関係ないですが、現在noteで公開している私の小説『フリークス』の主人公が、偶然にもシュガーなのですね。興味ある方はそちらもどうぞ)