INFJであろう私がよりよく生きるために
何のためにnoteを書くか?
私は30代半ばで、ソフトウェアエンジニアの仕事をしています。
最近、16パーソナリティのテストを受けて、INFJと診断されました。
ご存知でない方のために説明しますと、この16パーソナリティ(もしくはMBTI)とは、性格を16種類のタイプに分類したもので、アメリカのビジネス界では「普及している」らしいです。MBTI協会が認定するもの以外はすべて無効とか、あるいはMBTI自体が心理学として信頼できないなどの様々な指摘はあります。上記のINFJ診断も「自認」であり、心理学を専門に学んでいないので、確かなことを私からは何も申し上げられません。この記事もあくまで個人のメモ・日記帳としてお読みになってください。
さて、INFJの診断を受けたのち、INFJの特徴を調べると私はとても驚きました。そこには自分の性格が、ありありと書かれていたのです。
入念に考えたアイデアを話しても、人に理解させることができない。
「元気?」という質問をされたくらいで口ごもってしまう。
相手によって態度を変える。
他人や、組織や、社会のために自分を犠牲にしたがる。
失敗を避けようと、AプランBプランCプラン…を練る。
心の調子が突然崩れる。
中学生のころから、自分が他の人と違うことに気付き始めました。それを人に相談しても、「悩みすぎ」とか「自分の好きに生きたらいい」とか、対処療法的な助言しかもらえませんでした。結局悩みは解消されず、いつしか誰にも自分のことを話さなくなっていきました。
しかし今では、私がINFJと呼ばれる性格タイプの一種であること、人間には8個の心理機能があり人によって発達・未発達の度合いが異なること、そして未発達の心理機能もトレーニングによって伸ばせることを、私は知っています。洞窟で松明を灯すように、闇雲に歩いていた道のりが、ようやく明るくなったような気がします。
これまで私はあまりに自分の心に無頓着でした。心の調子が崩れるのも、心が悲鳴を上げているのに正面から向き合わなかったからです。
私がnoteで自分の気持や考え方を書き進めることで、己の性格を理解し、心の弱い部分を伸ばし、自分だけでなく他者の性格も理解できるようになる…それが私の目標です。
どのような問題を抱えているか?
私は比較的、仕事はうまくいっており、周囲やお客様から信頼されています。その一方で、直属の上司など親しい関係の人から「できることと、できないことの落差が大きい」と評価されます。「できないこと」による問題とは、例えば次のようなものです。
目標設定が高すぎる。仕事の達成よりも自分の美学を達成しようとしているように見える。
コミュニケーションにリソースを割きすぎ。何もここまで詳しくしなくても…というほど説明や資料やメールが長くなりがち。
自己肯定感が不安定。仕事ができているにも関わらず「できない…できない…」と言いがち。
結論や決断を急ぎすぎ。世の中には待てばいいこともあるし、結論を出していけないこともあるのに。
頻度は少ないが、ストレス状況下で、いたわりや優しさが突然消え失せる。特に文章が強烈に批判的になる。普段からの変容ぶりに、周囲がビビる。
プロジェクトや部下を管理できるし、課題設定やフォロー、サポートもできるのに、なぜ自分のことになるとおかしなことになってしまうのか。
改めて振り返ると、自分のスキルを向上させるための必要悪な項目もあれば、光に対する闇のように表裏一体で発生してしまった項目もある気がします。
20代であればそこまで深刻ではなかったでしょう。しかし今は30代。部下もいるし、いずれ組織も大きくなっていきます。上に立つ人間が一人で抱え込んで潰れてしまってはいけないのです。
これからの記事では、私のこれまでの人生について、いわゆるINFJっぽいところについて、心理機能と仕事の活かし方について、職場の人間について気づいたこと・考えたことについて、などを投稿していこうと考えています。
INFJだけでなく他のMBTIタイプの方とも共感できたらうれしいと思っています。