小さなことを楽しむ具体的な方法
これって簡単そうで意外と難しいですよね。
因みに小さなことを楽しむまでには、ある程度の期間が必要です。
私の場合、2年くらいはかかったと思います。
しかしながら、それは
小さなことを楽しむための「コツ」がわかっていなかってから、ということが一つの要因であることがわかっています。
ということですね。
因みに前提として、小さなことを楽しめるようになるには、以下の2つが必要です。
① 楽しむ方法を知っている
② 反応感度を上げる
以前、「反応感度」についてまとめた記事があります。
反応感度を高めるには、意識と期間が必要です。①楽しむ方法を把握し、繰り返し実践することで「反応感度」は徐々に高まっていきます。
つまり、①を繰り返し実践することが重要ということです。
では、具体的にどのように楽しめばいいのかを以下にまとめます。
・制作する
・変化を捉える
・比較する
・極めてみる
一つづつ、シンプルにまとめたいと思います。
制作する
何かをしようとしたときに、まずは自分で作ってみる、という思考を持つことです。
例えば「焼肉のタレ」を作ってみてしまう。
「焼肉のタレ」という名前で売ってるものは、家庭にある調味料を混ぜ合わせたものなので意外と簡単に作れます。
自分で作った焼き肉のタレで焼肉してみたら、いつもと味が違うため面白いです。
変化を捉える
日々の変化を捉える、というのは新たな発見があり、面白いものです。
例えば野菜を育てて成長を毎日確認する。
夏と冬では成長に差があるので、それを確認したりもできます。
中には冬の方が長く収穫できる野菜もあったりします。
対象は植物に限らず、人の変化、景色の変化、世の中の変化を楽しむのもありです。
比較する
変化と同じように、物事を比較してみることも、新たな発見につながります。
例えば店で隣に並んでる商品を一緒に買ってみて比べる。
なぜこっちの商品が美味しいと思うのか考えてみると、自分の好きなものの傾向がわかってくるかも知れません。
こちらも食べ物に限らず、洗剤や機械などでも、比べることが可能です。
極めてみる
これら、「制作する」「変化を捉える」「比較する」を実践する中で、あなたが楽しめることを見つけたとしたら、それはラッキーです。
それを見つけたら、「極める」ということをします。それぞれ例を見てみましょう。
「制作する」の場合
・唐揚げをどのように作るのが一番美味しくなるのかを何度も実践してみる。
・折り紙で作る鶴を自分なりのアレンジを加えてよりリアルに制作する
・100均のスピーカーを改造してアップグレードする
「変化を見る」の場合
・人の微細な変化を汲み取って、非言語コミュニケーションを極める。
・植物の様子を見て、元気がない時の条件を分析してみる。
・自分の体調と食べ物、気候、心理面の相関関係の仮説を立ててみる。
「比較する」の場合
・同じ種類の菓子パンの微細な違いを知り、言葉で表現できるようにする
・地元のお寺をそれぞれ比較して、どのような違いがあるのかを把握する
・歩数計のポイ活アプリを10個試して、それぞれの特徴を見極める
組み合わせもOK
当たり前の話ですが、これらは組み合わせも可能です。
というか、これまでの文章の中で既に被ったカテゴリがあることに、お気づきの方もいると思います。
例えばガーデニングは、「制作する」と「変化を捉える」の二つを楽しむことができますね。
因みにこれ、スペースが許すなら、品種を変えて育てることで、「比較する」ということも楽しめます。
楽しみは無限大なわけですね。
そこらへんに転がってます。
以上、本記事が小さなことを楽しむためのヒントになればと思います。