今の気持ちを書きたくなって#読書ログ
タイトル:忘れたふり
著者:吉本ばなな
きっかけ:軽く読めて、読書週間が続けられるものを、と図書館をぶらぶらして、エッセイコーナーで立ち止まる。
エッセイ=読みやすさの方程式に、
聞いたことある名前を加えてこの本に到着。
生活の中で拾った感情をぽつぽつ並べて、似た感情を自分の引き出しから出して繋いでいく。
その引き出しから著者の経験を覗いてみると、
著名人との出会いや海外での暮らしが出て来て、
ちょっとおののいてしまうけど、
暮らす中での自分の感情の出し方を、簡単な言葉で教えてくれているようで楽しい。
パートナーと暮らす中で、自分の棲家にコントロール不可の事象があること
例えば、相手の留守中、朝から夜まで動く予定のない玄関の靴や、ナナメに刺さった庭のスコップに。
幸せを感じてもいいんだ。
寝る前に読んで、自分の感情が文字で浮き出てくる気持ちになった。
書き出すってたのしいな。
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