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UrzaGathererを使って管理をしよう

お久しぶりです。
先日、友人と「カード管理どうしてる?」と話題になったので私が使っている”UrzaGatherer”について書いてみます。
ここでのカード管理とは、”「○○を×枚持っている」という所持状況をどの様に把握している”を指しています。

注意事項
”UrzaGatherer”は英語表記となっています。私は英語できない人ですので、間違っている可能性があります。
執筆時点ではv12.10.6です。今後のアップデートにより表示形式や内容が変わる可能性があります。


アクセスしよう

”UrzaGatherer”を利用するためにはサイトにアクセスする必要があります。
Googleにて「UrzaGatherer」と入れて検索すれば出てきます。全部小文字でも大丈夫です。
簡単な紹介と検索時に出ている画像を載せておきます。画像をクリックすると各サイトへ行くようにしています。

アプリ本体

今回紹介する”UrzaGatherer”のアプリ本体です。
開くとアプリが立ち上がってカード管理を始めることができます。
お気に入りにするなり、インストールするなりすると今後は楽にアクセスできます。
※インストールと書きましたが、Webブラウザーで開くことができますので、インストールは必須ではありません。

アプリの紹介?

おそらく”UrzaGatherer”の紹介をしていると思います。
Demoの掲載やGooglePlay、AppStoreへのリンクなどがあります。
AppStoreをみるとスマホでも使えるみたいで、画像を見る限りはPCと同じ操作っぽいですが、私は使ったことがありません。

GooglePlay版
AppStore版

アプリの検討?

おそらく”UrzaGatherer”の動作などについてコミュニケーションをとっていると思います。
見なくてもアプリを使うことはできます。

使ってみよう

”UrzaGatherer”を立ち上げると左側にメニュー、右側にメニューに合わせた内容が表示されます。
自分がやりたいことに合わせて選んでください。

Advanced search

左上にある入力で検索することはできますが、詳細な検索をしたい時に利用します。
「パイオニアで使えるスリヴァーって何があったっけ?」などかなり大雑把な検索をする時に利用することの方が多いかと思います。
私は”Typeに検索したい部族名”と”Mana costを1-16”で検索することが多いです。

検索設定項目は多くあるけど全部書けるなら後述のBlocksで探した方が良さそう
Mana costは1-にしないとトークンや土地が候補に挙がって探しにくくなる

Collection

”UrzaGatherer”に持っていると登録した自分のカードを見ることができます。
上にフィルターがあるので見たいものを絞ってみると自分の手持ち全体の中から探すことができます。
私はCollection機能を使っていませんが、「一番枚数持っているのは何だろう?」とか調べてニヤニヤするのもいいかもしれません。

私の持っているカードを古い順にしてみた結果

Blocks

たぶん一番使う機能になると思います。
各ブロックのカード一覧が表示されるので、「統率者マスターズに収録されているスリヴァーはわかるんだけど、あれなんだっけ?」のようにある程度把握できている時に使うことが多いかと思います。

こう見るとかなり多くのセットが発売されたのですね

また見たいブロックを選択した後に右下の”・・・”を押すと”Collection mode"となり、”+”を押すとこのカードを持っていると登録することが出来ます。
私はこの”Collection mode"を使ってカードを管理しています。

後述のSettingsをいじればFoilや絵違いなども分けて枚数を表示することが可能です

「デッキを組みたいんだけど、あれって持ってたっけ?」という時に毎回ストレージから探す手間が無くてかなり助かります。
通常版、絵違い版(ボーダレスや拡張、ショーケース)、プロモ版(プレリリースやプロモパック)などそれぞれ表示することも出来ますので、どの程度細かく登録するかによって大変度合いが変わってきます。
またカードを選択するとカードの詳細を見ることができます。

所持枚数、マナコスト、種類、フレーバーテキスト、使っているデッキなどわかります

この画面で”Versions”をクリックするとこれまで収録された同名カードが全て表示されます。
ただし同型再販は別カード扱いですのでここには表示されません。
同型再販を調べたい場合には前述の”Advancved search”を利用してください。

お気に入りの基本土地を探すのには有効かもしれません

このようにこだわればかなり詳細に自分のカードを登録することができますが、問題になってくるのが手間の問題です。
できるだけ忠実に登録していくと大変だと思いますので、自分がストレージに保管する際に行っている自分ルールの分類に基づいて登録するのが良いでしょう。
例えば「とりあえず持っている枚数が知りたいだけだからプロモパック版を持っていても通常版と同様に登録してしまう」とかですかね。

Checklist

各ブロックについてカードをどの程度所持している、いつ発売されたなどを見ることができます。
私はあまり使わない機能ですが、たまに「大会の景品でもらったこの古そうなプロモはどのブロックが発売された前後のものなの?」ということをストレージにしまう際に調べたりしています。

最近は多くの種類が出されているため同じCodeで複数項目に分かれています

Decks

作りたいデッキ、使っているデッキなどを登録することができます。
前述のカードを検索するところからデッキを作ってもいいですし、右下にある”import”からデッキを取り込むことも可能です。
また”Export”を使えばデッキリストを出力することができますので、デッキリストの提出が必要な場合にはだいぶ楽になるかもしれません。
”Export”は何に出力したいも選ぶことができますので、自分が必要な形式を選ぶといいでしょう。
私は他のサイトで作成したデッキを登録することがあるため、”TappedOut”を選択してテキストファイルで出力しています。
また作成したデッキの分類をわかりやすくするためにグループ化やフォーマットの設定をすることも可能です。

”Background”を設定するとデッキのお気に入り度があがるかと

Random

”Random”はその名前の通り、無作為に選ばれたカードの詳細を表示する機能です。
なんとなく色々カードを見てみたいというときに使うものなのでしょうか?
表示されたカードからデッキを組むというのも面白いかもしれません。

今日の運勢は…どうなんでしょう?

Statistics

全MTGのカードのうちどれだけ所持していると登録したかを出してくれます。
前述の”Checklist”はブロック毎の登録状況、こちら”Statistics”は全MTGの登録状況という違いがあります。

100%という人はいるのでしょうか…?

Life counters

”Life counters”はその名前の通り、ライフカウンターです。
右上にある”New player”を押すと人数を増やすことができます。
右下にある”reset”でゲーム開始時点に戻す、”roll a 20(6) sided dice"で20面(6面)ダイスを振る、”frip a coin”でコイントスをしてくれます。
ライフの増減やダイス(コイントス)の結果は右側にある”Logs”に残りますので「〇〇でライフ減ったよね?」「ダイスの結果なんだっけ?」をすぐに確認することができます。

ただ色々なアプリがあるためPCでやる必要は…

Lists、Card scanner、Patreon、Help、About

”Lists”は使ったことがないのでわかりませんが、おそらくメモ的なものなのではないかと思われます。

使っていないため何も表示されません
説明できなくてすみません

”Card scanner”はカメラを使ってカードを認識するものだと思います。
実際に使ったことはないので精度とかわかりませんが、イメージとしては晴れる屋チャンネルで公開されている動画に似たようなものだと思われます。
カード認識から登録が出来たらとても時間短縮になっていいのですが…誰か試した人教えてください。

”Patreon”は触ってないのでわかりませんが、開発者へ支援するものだと思います。
いくつかの項目はPatreon専用となってますし、開発を継続するにも費用はかかります。
”UrzaGatherer”がいいなと思ったら支援者になるのも良いかと思います。
”Help”はよくある疑問点「○○ってどうやるん?」をまとめてくれています。

前述の”アクセスしよう”にある”アプリの検討?”に投稿されている内容と似ていると思います

”About”は今使用している”UrzaGatherer”のバージョンがいくつなのか、製作者は誰なのか、などが掲載されています。

製作者様や支援者の皆様ありがとうございます

Settings

基本的には”UrzaGatherer”でどこまでの範囲を表示するかを設定することになります。
foilの枚数を表示する、版毎に何枚持っているかわかるようにする、カード一覧で表示するのは表面だけ(裏面は詳細画面で見る)の他にも、コンプリートしたブロックは表示しない、言語を英語かフランス語にするなど多くの設定をすることが可能です。
どのように設定するかはそれぞれの好みですので、とりあえず私が初期設定からいじった設定を画像だけ載せておきます。

上から”collection modeでfoilを登録するボタンを出す”
”所持しているfoilを表示する”
”再録された同名カード枚数を表示する”
上から”ダークモード(背景を白→黒、文字を黒→白へ)”
”分割カードを左側だけ表示(右側はカード詳細画面の左上にあるアイコンから)”
”変身カードを表面だけ表示(裏面はカード詳細画面の左上にあるアイコンから)”
上から"アートカード""大判カード""代理カード""ミニゲームカード"”シリアルカード”を除外する

地味に大事になってくるのが"Save your collection to a file"と"Load your collection from a file"になります。
”UrzaGatherer”は新しいカードが発売されるたびにバージョンアップを行い所持カードを登録できるようになります。
ただ時々そのバージョンアップが行われないことがあり、その時にはキャッシュを削除するとバージョンアップすることができる場合があります。
問題はそのキャッシュを削除するという行動であり、これを行うとこれまで一生懸命登録していた内容が消えてしまいます。
とても残念な状況になってしまうことを防ぐためにキャッシュを削除する前に"Save your collection to a file"で登録内容をPCに書き出しておくことが必要となります。(その際には年月日を名前にするとわかりやすいかと思いますが、個人の好みで名前を付けてください)
キャッシュを削除した後に"Load your collection from a file"で書き出したファイルを読み込むとこれまでの登録内容を復活させることができます。
登録内容はカードの所持状況だけでなく、作成していたデッキも含まれています。
残念ながら”Settings”で設定した内容は復活しませんので、自分の好みの設定をメモなり画像なりで残しておくことをお勧めします。
ただバージョンアップに伴い項目が増えたりしますので注意してください。

おわりに

長々書きましたが、「〇〇のカード何枚もってる?」を把握するために利用している”UrzaGatherer”の紹介でした。
初めにも書きましたが、英語表記なため少しハードルが高いと思います。
ただ実際使ってみるとカード画像はあるし、なんとなくわかる表現にしてくれているのでとても使いやすいツールだと私は思っています。
よかったら使ってみてください。
また「私はこんな風に管理しとるで」というのがあったら教えてもらえると助かります。
ここまでお付き合いいただきましてありがとうございました。

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