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父の話

こんばんは。考える葦です。

創作意欲の高まりにより、noteを書いています。
今日の鬱日記で散々ネタが無いと喚いておきながら、書きたいことを思いついたので、しばらく御付き合いください。
私の父の話です。

私は父が嫌いです。
というより怖いのです。

『私の過去について』というnoteで私が癇癪を起こした時に父が暴力を振るってきたことを書いたと思います。
もちろん、私の癇癪をどうしたら良いか分からなかった結果でしょう。
しかし、それは私に大きく深い傷をつけました。
父はそんなことはとっくに忘れていると思いますし、話題にもなりませんが、、

1番トラウマなのは胸ぐらを掴まれたこと。
小学校低学年です。
私は昔から背が低いのでとても恐怖でした。
殺されると本能的に思ったのをよく覚えています。
そのときに着ていた服まで鮮明にです。
その時に父が、というより男性自体が恐怖の対象になってしまいました。

小学校低学年と言えば、まだ思春期が訪れる前です。
『お父さん大好き!』という女の子も多いでしょう。
ただ、私はその1件以来、父が恐怖の対象になってしまったので、父に近づくことは当然のこと、同じ部屋に2人きりでいるのも怖くて仕方ありませんでした。
もちろん日常的に虐待をしてくる訳では無いので、なにもあるはずは無いのですが、1度殺される!と思ってしまったので、簡単には信頼することはできません。

そして私は、父と一緒に風呂に入らなくて済むように、一緒に寝なくて済むように、変に大人びるようになっていきました。
「私は何でも1人でできるのよ!」と言わんばかりに。
幸いなことに、小学校時代の担任の先生は女性ばかりで、男性の先生にも優しい方が多かったため、男性恐怖症を本格的に発症することはありませんでした。

今でも父は恐怖の対象です。
やっと最近になって、一緒の空間にいても平気になりました。
父は気づいていないでしょう。
しかし、たった1回の出来事がここまでの傷をもたらすのです。

今では男性恐怖症はすっかり影を潜めていましたが、1年ほど前にそれを思い出す出来事がありました。
昨年、自動車学校に通っていたのですが、教習車の中は密室ですよね?
しかも教官は男性が多いですから、少し怖かったですね。

このnoteを書く前、部屋に父と2人になりそうだったので自室に逃げてきました。
私もテレビが見たかったですが、、
もう無意識ですね。
お父さんと仲良く出来ている方が羨ましいですが、そんな日は来ないでしょう。
嫌な記憶は歳を重ねる毎に色濃くなっていますから。

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