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エジプトのインセンス研究

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2020年6月の記事一覧

そもそもインセンスって?

インセンスは日本語でお香 ちなみにアラビア語でبخور 現在の日本のお香は棒型が主流ですが、エジプトは炭を焚いてその上に様々な種類の材料をのせて、焚きます。 神智学で有名なシュタイナーは、古代文明アトランティスでの焚くという行為について次のようにインセンスについて語っています。 我々現代人は、理論や思考によって物質に向かい合い科学的手法でエネルギーを操る。石炭や石油などを燃やして熱エネルギーを取り出し、それを電気に変えたり乗り物を動かすエネルギーに変えることができる。 ア

エジプトのインセンス研究#2

とりあえず、表通りのインセンスやスパイスを売っているお店に。 店員にカタコトのアラビア語であれこれ聞く。 しかし、面倒くさいのか、コロナアジア人とあまり接したくないのか 超・塩対応。 私「この棚の中身みてもいい?」 店員「だめ。」 私「このスパイスは何ていう名前?」 店員「‥‥」←めんどくさそう (私は半分エジプト人なので、全くめげません) 私「これは何でできているの?」 店員「あそこに売ってるって」 私「あなたは持っていないの??」 店員「そうだよ」 私 ʅ(◞‿◟

エジプトのインセンス研究#1

6月6日、カイロで観光地として有名なハンハリーリに行きました。 ハンハリーリとは、イスラム地区と呼ばれる場所で、カイロの中心地にあります。 ハンハリーリにはイスラム教のモスクや大学など世界遺産に登録された建築群がそこらじゅうにあって 世界遺産の建物をぬって、狭い小道で未だに商いが続けられている場所です。 しかし現在、コロナ真っ只中、海外からの飛行機もストップ。 観光客もいないし、エジプトでは感染者数が増えているとの報道状況。 我々が行ったのは朝11時頃なので人は結構、閑散