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ggplot2: デフォルトのパレットの色

ggplot2 を使って、ボックスプロットや棒グラフ、パイチャートを作成した時、対象ごとに色をつけるように設定すると、自動的に選ばれた色が使用されます。

これらと同じ色を自分でも使いたかったり、16進数ではどのような値になるのか確認したい場合もあると思います。このパレットの値を取得する方法の紹介です。

hue_pal() 関数でパレットを生成

デフォルトで使用されているパレットは、scales パッケージに含まれる hue_pal() 関数で生成することができます。

hue_pal() は、その2つ目の引数に、生成したい色の数を指定します。hue_pal()(2) とすると、2色の値が生成されます。

library(scales)

colors <- hue_pal()(2)

*最初に何も指定しない () が必要なことに注意してください。

> colors
[1] "#F8766D" "#00BFC4"

colors の中身は、16進数で指定された2つの色になっています。

show_col() で色を確認

16進数のままでは、実際の色をイメージするのが難しいと思います。これを確認するには、 show_col() 関数を使います。

show_col(colors)

下記のように、2色のパレットが表示されます。ちょうど、2サンプルのボックスプロットで使用されていた色であることが確認できます。

show_col()で表示されるパレット。

引数の値を大きくすれば、任意の色数のパレットを生成できます。例えば、9色を指定すると、下記のようなパレットが得られます。

show_col(hue_pal()(9))
生成された9色のパレット。


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