列を除外する: マイナス(-)列名で指定
以前、select()関数を使って、必要な列を選択して抽出する方法を紹介しました。sその逆に、不要な列を指定して除外するときも select() 関数を使います。使い方は、「select(-列名)」と、列名にマイナスをつけて指定するだけです。
> result <- inner_join(input_data, meta_data)
Joining, by = "Id"
> result
# A tibble: 3 × 5
Id Sample1 Sample2 Symbol Description
<chr> <dbl> <dbl> <chr> <chr>
1 id1 1 4 AAA lorem ipsum a
2 id2 2 5 BBB lorem ipsum b
3 id3 3 6 CCC lorem ipsum c
このように、Id, Sample1, Sample2, Symbol, Description の5列からなるテーブルがあったとします。ここから、Id, Symbol, Description の列を除外したい場合は、 select(-Id, -Symbol, -Description) と指定することができます。
> result %>% select(-Id, -Symbol, -Description)
# A tibble: 3 x 2
Sample1 Sample2
<dbl> <dbl>
1 1 4
2 2 5
3 3 6
もちろん、 「select(Sample1, Sample2)」 と残したいものだけ、選択しても構いません。除外する列が少ない場合は、抽出する列を全て列挙するより、select(-列名) で除外する方が簡単になります。どちらか楽に記述できる方法で使い分けると良いでしょう。