はじめての北海道1日目〜新千歳と小樽と札幌と旭川(泊)
目次
0. 今回の旅に至る経緯と旅の目的
1. 新千歳空港
2. 小樽
3. 白い恋人パークと大通と夕食と札幌駅前デパ地下散歩
4. 旭川でひとりパーティー
5. まとめ
0. 今回の旅に至る経緯と旅の目的
私は完全に西日本の人間で、名古屋より東に行ったのは3回だけ、全て東京です。乳製品のパッケージで記号としてしか知らない北の大地にいつか行きたいな〜とは昔から漠然と思っていたものの、これまで機会がありませんでした。しかし嬉しいことに道産子の研究者の方々や友人と知り合う機会が増え、北海道なる土地が実在の現実味を増してさらに魅力的に感じるようになりました。その全員がぜひ行って美味しいものを食べるようと勧めてくれていました。
そして私は多忙とコロナのため、実は学部の卒業祝いも退職祝いも院試合格祝いも大学院修了祝いでも全く旅行に行けておらず、広い空と美しい景色の中で美味しいものを堪能したーい!!とずっと思っていました。そこで、格安航空券の恩恵もあり、今年は秋の北海道へ行こう!と9月上旬に決めました。
旅の目的は美味しいものを食べて時間を贅沢に使って癒されること。。本州でも何度も北海道フェアは開催されていますが、そこでは決してお目にかかれないものを判別する言葉「本日中にお召し上がりください」が合言葉です。初日はひとりで移動していました。以下で写真と感想を述べていきます。
1. 新千歳空港
初めて降り立った北の大地、新千歳空港は思った以上に広かったです。美味しそうなお店がたくさんでした!しかも今回の私は北海道の滞在時間を最大にするべく、関空で最も早い便を予約した結果、朝食が朝4時ごろになってしまったので眩しく映りました。
思ったより時間があったので四つ葉牛乳のスタンドでハスカップソフトクリームを食べました。ブルーベリーとクランベリーの良いとこどりのような、酸味と香りと食感がしっかりしてて美味しかった!
四つ葉牛乳なのでミルクの部分もチーズのように濃厚でした。今度来るときにまたゆっくり散歩したいです。
2. 小樽
ガラスの町ということで地元の子供が考案したデザインのガラスを職人が作って展示してありました。駅に輝く栄誉に選ばれたのは
三色団子!!!!!時代と地域を問わず愛される和菓子でもこんなに立派に飾られている三色団子はこれだけでしょう。
それはさておき海鮮丼
サーモンといくらと蟹のミニ丼3種セットで1200円。いくらがしっかり鮭を生きてる味でした。
魚屋さんらしい雰囲気でした。美味しかった〜!
そして運河の街並み。今日の小樽は強風と大雨でものすごく寒かったです。
おたる水族館は時間の都合上行けず、研究者の方から教えていただいた山中牧場は今日は定休日でした…!!
ここもお休みだったけれどシマエナガのガラス細工が可愛かったです
繰り返しになりますがすごく寒くて、日本海沿岸らしい気候を感じました。
3. 白い恋人パークと大通と夕食と札幌駅前デパ地下散歩
3-1. 白い恋人パーク
最終入館時刻を2分過ぎていて中は見学できませんでした…!
残念!ただ、外の庭園がハロウィン仕様でカボチャの馬車がありました。大きな人形がパレードしていたせいか、小さなディズニーランドみたいでした。
寒すぎたので白い恋人パークの屋外でホットチョコレートを注文しました。これは館外でも注文可能でした。…チョコレートの香りは弱めで、あのお菓子の白い恋人のクリームそのままの味がしました。
ここで意外な出会いがありました。
発寒駅(寒そうな名前で実際寒かったです)から白い恋人パークへ向かうタクシーで運転手のおじさんが稲刈りのことを「田んぼを摘む」と表現しているのを聞きました。
私は初耳でしたがどうやら北海道では使う表現のようで、白い恋人パークは何度でも来れますがこのような生きた現地の言葉との出会いは必ずしも約束されるものではないので大満足です。
3-2. 大通へ
地下鉄の宮の沢駅
ここで雪国らしいと感じた看板
「物(スキー等)」
フォロワーさんや先生から聞いていたゴムタイヤはホームドアのため確認できませんでしたが、独特な接近音はしっかり聞きました。
3-3. 時計台とテレビ塔と夕食
札幌に来た以上は最低限のこれ
時計台を見てから、テレビ塔の場所が分からなかったので近くの駐車場のおじさんに尋ねました。
「その道をまっすぐ行けばどこからでも見えますよ」
観光客をからかってるのでしょうー!!と思いましたが、言われた通りに言ってみたら本当にどこからでも見えました。
そしてスープカレー
ほんとはエゾシカのスープカレーを目指してました。取り扱いが終わっていてベーコンにしましたが、ベーコン以上に野菜とお米が美味しかったです。具材はレッドムーン・にんじん・ピーマン・かぼちゃ・ブロッコリー・いんげん・なす・うずら。スープだからこそ具材の味の輪郭がはっきりしていました。特にレッドムーンはジャガイモの中でも生産量が少なく北海道の名産物だそうです。インカの目覚めに似たような香りで美味しかった〜!!白ごはんに無料でレモンを追加できて味が引き締まって美味しかったです。
3-4. 札幌デパ地下散歩
札幌の締めパフェは防犯上の理由で諦めましたが、川本先生から札幌のデパ地下スイーツが秀逸と伺い、デパ地下スイーツを持って特急に乗って旭川のホテルの部屋で食べることにしました!デパ地下のスイーツコーナーは伺っていた通り迫力がありました。関西で生きているので規模の大きなデパ地下は日常的に見ていますが、札幌は並んでるお菓子の果物とクリームがショーケースの中で堂々としていました。
買わなかったけれどロイズのケーキ(これも本州では見れない!)
これも見送りましたがChocolatier Masaleのかぼちゃプリン
そしてこれは焼き菓子でも本州ではお目にかかれない「きのとや」
4. 旭川でひとりパーティー
早めに宿に着いて、のんびり泡風呂に浸かってから
本州では絶対にお目にかかれない、「きのとや」のケーキ。期間限定、私が大好きなかぼちゃ。
かぼちゃそのものの繊維質が強く残っていて、クリームもあっさりしていてお上品な味でした。美味しかった!
5. まとめ
1日目のまとめ
札幌の印象:
大都市だけれど街灯が少なくて暗いのが意外でした。しかし札幌駅前の広い地下道は暖房が効いてて、しかもところどころにユニークなベンチがたくさんあって休めるのが優しい都市だと感じました。
そこに突然現れた球根掴み取り(無料)
ベンチの近くに小さな産直市場やおしゃれなパン屋さんがあるのも素敵でした。そして札幌駅前の施設の名前がおしゃれでした。「ステラプレイス」
由来はホームページには書いていませんでしたが、Stellarは英語で「星のような、輝かしい」との意味なので、北に輝く星を想起させる名前です。
http://www.stellarplace.net/
最後に乗ったライラック
札幌駅から旭川駅までの間に石狩川を通りました。暗くてあまりよく見えませんでした。その暗闇が、また印象的でした。トンネルに入ったかと思いきやただ人家がないだけの暗闇を見たのは初めてでした。ここを火を掲げて駆け抜けたアイヌの人々はどんな勇敢だったのかと思いました。
そして終着、旭川駅!
隣のイオンでご当地商品探し
お酒が飲めたらもっと北海道は楽しいんでしょうね…!
イオンのスーパーへ
四つ葉の飲むヨーグルトは本州では見かけたことがなく、明日の朝用に入手してホテルへ行きました
今日だけで気づいたら8時間以上も公共交通に乗っていました…。
1日で移動する距離ではないようです。そうでしょう!
しかしちょっと言い訳をすると、今日の旅程は、北海道出身の研究者の監修を得ています。つまり北海道の距離感を知った上で確信はn 最大限満喫できるような充実した旅程を考案してくれました。
ものすごく疲れましたが、北海道の滞在時間を最大限にするために朝早くの便を取り、体力の限界まで満喫できて楽しかったです。
明日からは友人と合流してさらに遠くまで行きます。
ではまた明日〜!