人のいいところを見つけよう
ある人のいいところを3つあげてくださいと言われると、大体の人が困ってしまいます。反対にその人の欠点を5つあげるのはとても簡単で、たちどころに5つ以上の欠点が、過去の出来事と共に思い浮かびます。
でも、他人の欠点ばかり気にしていても、人間関係はうまくいきませんよね。あいつはダメな奴だと片付けてしまうのは簡単かもしれませんが、そうすると周りはダメな人ばかりになります。
その人のいい点を出来るだけ、「無理してでも」探しましょう。「あなたの良いところを私は知っていますよ。」という姿勢を見せて、その人に接しましょう。半分お世辞だと分かっていたとしても、「よいところをわかってくれている」とか、「自分でも気がついていなかったけど、そうなのか。自分にはそういう長所があるのか」と、とてもうれしく、前向きな気持ちになります。
そうなれば、相手も相談を親身に受けてくれるでしょうし、あなたの足りないところを上手に手助けしてくれるはずです。また、その相手のあなたの見方も変わります。あなたのいい点を3つ以上挙げてくれるようになるかもしれません。
そして、マネージャーこそ、部下に対して、このような視点をもつべきです。甘やかせといっているのではありません。あなたのほうが頭脳も経験値も上なのかもしれませんが、部下のよいところを常に探して、肯定的な眼で接してあげましょう。
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