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キモオタ陰キャがサウナーになった話

※本記事はオタクへの偏見が多めに入っております。苦手な方はブラウザバックしてください。

初めましての人は初めまして、以前記事を読んでくれた方はお久しぶりです。
キモオタ陰キャのアセロラと申します。
さて、挨拶もそこそこだがここで皆さんに問いたい。

"サウナ"いってますか?

まあ答えはNOだろう、オタクはサウナに行かないし(偏見)

近年、サウナは急速にブームになっている。
サウナをテーマにした漫画や"サウナー" "サ活"と言った言葉の流行、とくに"ととのう"は2021年度の新語・流行語大賞にもノミネートされ、最近ではサウナがテーマのドラマまで放送される程だ。

テレビ東京放送 サ道 より引用
https://www.tv-tokyo.co.jp/sa_una37/smp/


流行っているということは知っていたが、サウナには行ったことが無かった。
サウナはおっさんの入る物でただの苦行だと思っていたし、サウナに行くくらいなら遊戯王カード買うわと言う遊戯王オタクであった。

しかし、個人的には日々の労働の疲労やストレスに加えリアイベやオタ活、推し事で身体を酷使するオタクにこそサウナに入って欲しい。

そう言う訳で本記事はオタクのオタクによるオタクの為のサウナ布教記事となっている。

私がサウナにハマった訳

少し前まで私は某飲食店で社畜をしていた。週休は1日、月の残業は150時間を超え過労死ラインもゆうに超えていた。

食事は賄いで朝昼は基本的に店で食べ、夜も売れ残りを食べて帰る事も多々あった。帰宅は夜の11時、当然自分の時間などはなくシャワーをさっと浴びてYouTubeを観て寝る日々だった。
ストレスの発散などをする時間も無く、当時はストレスの発散方法は専ら大量の遊戯王カードを買う事だった、遊ぶ時間もろくにないのに。

そんな日々を過ごしてたある休みの日、ふと脳裏にサウナに行きたいという願望がふつふつと湧き上がった。今までろくにサウナに行ったことも無かったが、欲望に素直な性質なので最寄りのサウナを調べてとりあえず行く事にした。

軽くサウナの入り方と注意点を調べ、体を洗っていざサウナへ、扉を開けると身体にまとわりつく熱気。ひたすらに熱かった。

中に入って腰掛け、サウナの熱気に身を委ねていると社会で揉まれていると浮かんでくるネガティブな考えや将来への不安が熱でかき消されていくような感覚を覚えた。

それからというもの、当時の私は貴重な休みをほぼサウナに費やすことになった。そして今でも週に2度ほどサウナに通う日々を過ごしている。

サウナ、その魅力

一般的にサウナの魅力は疲労回復や美肌効果、自律神経がうんぬんと書かれがちだが私からしたらそんなのはオマケに過ぎない。

ただ単純に気持ちいいから入るのだ。

サウナに行くと基本的に3つのステップがある

  1. サウナに入る(約5分から12分が目安)

  2. 汗を流し水風呂に入る(約1、2分が目安)

  3. 外の風に当たり外気浴をする(心拍が落ち着くまでが目安)

基本的にサウナーはこれを3、4回くらいやってととのっている。めんどくさいと思われるかもしれないがこれが一般的なサウナの入り方だ。そして、この3ステップを乗り越えた先にととのうという感覚がある。

  • 別次元に飛ばされる感覚

  • 無我の境地

  • トランス感

  • 天国にいるような感覚

などなど、色々な物に例えられる程の気持ち良さを味わえる。
雑に言ってしまうと合法的にトリップ出来るブリブリにキマれるというヤバい代物なのだ。おまけにマリファナで言う所のマンチ、極度の空腹感も味わえる。

しかも凄いことにサウナには健康面でのデメリットがほとんど無い、なんなら適切な時間であれば健康的ですらあるのだ。このストレス社会にサウナが流行るのも納得出来る。

サウナは怖くない

さて、サウナの魅力を解説した訳だがオタクは総じてコミュ障である。(偏見)

厳しいオッサンが色々話しかけてきそう…

知らない人と全裸になるのは怖い…

チ〇コにコンプレックスがあって…

なんてことを言い出すオタクも恐らく多いことだろう。しかし私から言わせてもらえばちゃんちゃらおかしい、自意識過剰である。

まず一言言わせてもらおう

誰もお前に興味は無い

サウナの中も、水風呂も、外気浴もそうだがサウナとは基本的に孤独なのものだ。サウナという空間にいる人それぞれが自分の世界に入り込んでいる。
そんな場所なので喋ったりすれば悪目立ちをし、見ず知らずの他人に興味を持つ事も、ましてや他人のチ〇コのサイズなんかを気にしている暇は無い。

私自身、サウナで友人と合流する手筈だった事があるのだが全く友人に気付くことなくサウナを出た事もある。更に言えば私がサウナで他人のチ〇コを気にしたのは脱衣所で隣のロッカーになったオッサンのチ〇コに真珠が埋め込まれてるのを見てしまった時の1度きりだ。正直実物を見るまではヤクザ映画の創作や都市伝説の類いだと思っていた。

話が逸れたが何が言いたいかと言うと、サウナーは他人の裸なんぞを気にしている余裕は無いのだ。それにオッサンに関してもだ、オッサンはオッサンで身内と喋るのに忙しい場合が多い。基本的にはこちらには話しかけてこないだろう。

もしそれでも人とサウナに入りたくないのなら個室のサウナもある。サウナはコミュニケーションを取る場では無いのでコミュ障にも優しいのだ。


最後に

ここまで長々と語ったが如何だろうか、サウナはとてもいい場所なので興味を持って貰えたら幸いだ。



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