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三井住友アセットマネジメント(SMAM)の特徴

三井住友アセットマネジメントのデータ概要

(出所:三井住友アセットマネジメントHP)
出所:一般社団法人日本投資顧問協会「投資運用会社要覧(平成28年度版)」、一般社団法人投資信託協会の統計データ
※収益は2016年3月期、残高・人数は同3月末。
※ファンドマネージャーの数には、株式以外にも債券や為替等含む。調査スタッフには、エコノミスト等も含む。

三井住友アセットマネジメントの特徴

2002年に、三井生命グローバルアセットマネジメント、さくら投信投資顧問、三井住友海上アセットマネジメント、スミセイグローバル投信、住友ライフ・インベストメントの5社が合併して誕生しました。さらに2013年にトヨタアセットも買収しました。

そして、2019年春を目途に、大和住銀投信投資顧問と合併することが発表されました。

株主の議決権比率も、昔は生保系が高かったですが、住友生命が35%→20%、三井生命が30%→5%と減少する一方で、三井住友銀行(FG)が17.5%→27.5%→60%と増加して銀行が大株主となっています。

このように様々な会社が寄せ集まっており、親会社も保険系から銀行系へ変わってきた背景があるため、会社としての一貫した運用哲学が弱く、ファンドマネージャーやアナリストの個人技に頼っているとの見方があります。

運用業は、最終的には個人の力量に左右されるので、個人技に頼ることは、別に悪いこととは思いません。そのような優秀な個人を惹きつけられる会社かどうかが重要です。

実際、昔スモールミーティングで出会ったSMAMのファンドマネージャーやアナリストは、たいてい優秀でした。

中途採用者が多いせいか、日系運用会社にしては、ゼネラリストというよりスペシャリスト志向で、同じ仕事を長く続けられるようです。逆に言えば、ミドルやバックとして入社すると、社内異動でフロントに異動するのは難しいのかもしれません。

ファンドマネージャーやアナリストなど、同じ仕事を長く続けたいと思っている人には理想的な環境だと思いです。元外資系ヘッジファンドの経験者も働いています。三井住友ブランドがあるので潰れる心配もないでしょう。

三井住友アセットマネジメント(SMAM)の年収

年収は部門によって異なりますが、30代前半で800万~1000万円と高収入のようです。ただし、中途採用者は元の年収水準が引き継がれることが多いようであり、一概には言えません。住宅手当は若手のみのようです。

画像引用:キャリコネ

オフィスは、愛宕グリーンヒルズ森タワーにあり、最寄り駅は三田線の御成門、日比谷線の神谷町から徒歩5分程度です。

三井住友アセットマネジメント(SMAM)の求人

新卒採用については、以下のように実施されています。
2015年度 男性 5名 女性 2名
2016年度 男性 5名 女性 3名
2017年度 男性 5名 女性 5名
(出所:三井住友アセットマネジメントHP)

中途採用については、ホームページ上では「現在募集中の職種はありません。」となっていますが、一般論として、運用会社は優秀な人材がいれば、常に獲得したいと思っています。また、退職者が出れば不定期で人材の募集をすることがあります。

もしそのような求人が出ても、転職エージェントに登録していなければ、タイミングよく情報を得ることはほぼ不可能です。

いつか求人が出た時に、チャンスを逃さないように、国内系アセマネ会社に強い リクルートエージェントや、今やアセマネ会社への転職の際には必須ともいえる、ヘッドハンターのインフラサイトである ビズリーチなどに登録して、チャンスを待っておきましょう。

<出典>
ファンドマネージャージョブネット

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アセマネ業界研究
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