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明るい場所に移動するタイミング

こんばんは。

今日は雪が降りました。とても寒いです。
ここのところずっとあたたかくて一気に開花の準備をはじめた花たちも少しペースダウンして縮こまっているように見えます。

水耕栽培では、はじめは暗くて涼しい場所に置いて根が出るのを待ちます。
球根をセットする11月頃の暗くて涼しい場所というのは、人が心地よい場所とは正反対です。我が家では、キッチンの隅にある物置に置きました。ジャガイモとか缶詰のストックが置いてある場所です。もともと薄暗いこの空間の小さな北窓をベンチシートで塞いで真っ暗にしていました。

初めの頃の水替えは週に1回程度、根が伸びてきたら月に2回くらいで大丈夫です。根がちゃんと水に浸っていれば安心、と根ばかりに気を取られてうっかりしてしまいました。
根が出てくるのも芽が上に伸びてくるのも球根によって違います。今回の球根では、根が出てくるのがいちばん早いのはクロッカス、芽が伸びるのが早いのがスイセン、とムスカリ、しっかり根が伸びてから芽が出るのがヒヤシンス、、、アネモネは個体差が激しい印象でした。あと、スノードロップはほとんどが地植えの方に転向して行きました。
ヒヤシンスの感覚で、まずは根を伸ばして、とゆっくり構えていたら、スイセンがビョーンと上に伸びてきてしまってびっくりしました。芽が伸びはじめたら明るいところに移動しなくてはいけないのですが、そのタイミングが遅くなってしまって、すっかり茎ばかりが伸びてしまったスイセン。
写真は2023.12.24のもの。伸びすぎた茎は、そのままでは倒れてしまうので球根座に付けた支柱で支えています。
慌てて明るいところに移動したらすぐに蕾が開いて花が咲きました。暗い倉庫の中で太陽の光を求めてどんどん茎を伸ばしていたと思うと申し訳ない、もっと早く気がついてあげればよかった、、反省。
このスイセン以降は水替えのタイミング以外にもこまめにチェックして、少し早めに明るいところに出していました。

少し、いや、かなりヒョロ長くなってしまったけど、かわいい4つの花をつけて年明けまで楽しませてくれました。今は花が枯れて、外の栄養たっぷりの土の中で休んでいます。葉っぱは青々と元気に光合成をしているので、来年は地植えで花を咲かせてくれると思います。

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