乳井優生さんの公認スポーツ栄養士になるまでとこれから。
現在、公認スポーツ栄養士として多方面で活動をされている乳井優生(にゅうい ゆうき)さんは、アスリートコレクションでの記事の執筆や、アーゼライトのウィークリートークライブでの講師として、私たちと一緒にアスリート事業を盛り上げてくださっています。彼女の魅力をもっともっと伝えたくて、今回は、乳井さんがスポーツ栄養士になられるまでの歩みを深掘りさせて頂き、お仕事で大切にされていることを聞いてきました。ちなみに、乳井さんもアーゼライトのユーザーさんです。
前向きな性格で行動派の彼女の生き方に、夢を掴むヒントがあると思います。
──今日はお願いします。乳井さんは、高校時代野球部のマネージャーをされていたんですよね。
それがきっかけで、スポーツ栄養士さんを目指されたんですか。
乳井さん:いえ、高校入学前にスポーツ栄養士になりたいと将来の目標を持って高校に進学しました。
──え、早くないですか。(想定外の回答にいきなりびっくり!!笑)
乳井さん:これは、親の教育方針もあると思うのですが、目標を持っていないと高校には進学させないというのがあって、もちろん途中で視野が広がって別の目標に変わっても良いのですが。中学生の時に将来のなりたい姿を考えて目標を立てました。なので、私は、スポーツ栄養士になりたい、高校では運動部のマネージャーになって栄養のサポートをしたい。と、目的を持って進学しました。
──高校の部活で、栄養サポートって具体的にどんなことをされるんですか。
乳井さん:スポーツ栄養や野球メシの本を読んだり、独学で勉強して、監督にこういう食事指導をされたらどうでしょうかと提案させていただいたり、補色のおにぎりを作らせていただいたりしていましたね。体の中でどういうことが起こっているかとかまではわからなかったですが自分ができそうなことをやっていました。
──大学進学の際もブレることなく、栄養士の資格が取れる大学を志望されたんですね。
乳井さん:そうですね。在籍していた高校で、栄養士を志望して、その分野の学部に進学される例が少なかったので大学情報も自分で探すしかなくて、管理栄養士の国家資格の受験資格が得られるのか。自分の求めていることが学べるのか、スポーツ栄養学の先生がいらっしゃるのか。ということなども必死に調べました。
──高校や大学の時には、公認スポーツ栄養士になろうと思っていたのですか。
乳井さん:高校の時から、公認スポーツ栄養士という存在を知っていたので、やるからには、そこを目指そうと思っていました。
大学卒業後、管理栄養士の資格を持って就職した関西のフィットネスクラブでは、運動しながら栄養を管理していくことが仕事で、大学で勉強してきたことが直接生かせる仕事だったのですが、纏まった休暇がとれなかったり不規則な勤務で、自分の目標である公認スポーツ栄養士の勉強に取り組む時間を確保できないことや、地元の富山では公認スポーツ栄養士が少ないこともあり、拠点を移しました。
──富山では大学病院勤務をされていましたよね。
乳井さん:そうです。その前にカフェ勤務を挟んでいます。
──カフェ???
乳井さん:公認スポーツ栄養士の資格を取りたいと目標が明確だったので、カフェのオーナーさんに働き方の希望もお伝えして力になっていただきました。調理を担当させていただいたり、ヨガ教室とコラボなどの仕事もさせていただいて、夢も応援してくださって有難い環境でした。
──カフェでのお仕事も、公認スポーツ栄養士になる目標に繋がるような働き方をされていたんですね。
乳井さん:そうです。ちょうどこの頃、栄養士のベーシック講習に参加して、業界で権威のある先生方と質問できる機会があったので、公認スポーツ栄養士になりたいと伝え、最短で資格を取得する為に必要なことをお伺いしました。そこで、書類選考では一目でわかる栄養士としての自主的な経験が必要で、若くて実務経験の少ない私は、何度か落ちると思うよ。と、言われました。
──公認スポーツ栄養士って、すごく狭き門と聞きます。公認スポーツ栄養士と管理栄養士だと活動できる幅に違いがあるんですか。
乳井さん:管理栄養士さんでも、スポーツ分野の勉強をされてサポートされている方はたくさんいらっしゃって、公認スポーツ栄養士だから特別にこれができるというものはないんです。ただ、私の活動の場が富山のスポーツ現場だったので、管理栄養士としてより公認スポーツ栄養士として活動できるほうが、講演ひとつとっても信頼度がぐっと上がるなと感じる場面に遭遇して、やっぱり公認スポーツ栄養士を取らなきゃと後押しになりました。
──病院で務めるきっかけは、実務経験を積みたいというところからですか。
乳井さん:はい。これは、本当にご縁なんですが、病院や行政などで実務経験を積んだ方が受かりやすいとわかった直後、富山の栄養士会の講習に参加したんですが、偶然、病院の方に出会って、「今うちの病院で募集があるから来ない?」と、お誘いいただきました。その方に公認スポーツ栄養士の資格を取りたいということをお伝えして、環境面の希望をお伝えしたところ快く受け入れてくださって、すぐに病院勤務することになりました。そこで3年働かせて頂き、公認スポーツ栄養士の資格も取りました。
──弊社中出とSNSで繋がった時は、乳井さんは富山にいらっしゃって、まだ今みたいにお仕事を一緒にさせていただくというより、アーゼライトを飲んでくださっていたユーザーさん。という感じですよね。
乳井さん:そうです。中出さんにアーゼライトのお話を聞いて、私も体のことで悩んでいることもあったので、飲んでみたいと思いました。
──栄養士さんから見た、サプリメントってどういうイメージですか。
乳井さん:まずは、食事を大切にする。遠征や外食で補うことのできない場合や条件が整わない時に摂りたいもの。と私は考えています。そういった意味で、他のサプリメントなどとは違って、アーゼライトのコンセプトは共感できた部分です。
私自身高校3年生の時、腸の病気にもなって、腸内環境は大切と日々思っていて、アーゼライトはすぐに体感できたという点でも、周りの方にもオススメしていますし、私が唯一続けているサプリメントです。
──ありがとうございます。
乳井さん:こちらこそありがとうございます。
──生活の拠点を東京に移されてから、アスリートコレクションで記事を書いてくださったり、セミナーにもお力添えいただいているんですが、アスリートの為に栄養面のサポートをされたいというのが活動の主軸にあるんですか。
乳井さん:アスリートのためにというのと同時に、アスリートを支えるご家族のために力になりたいという思いが私の中で強いですね。高校時代マネージャーをしていた時、親御さんたちが選手たちの為に補給ドリンクを考えられていたり、うちの子食べられないや大きくならないなどの悩みを相談し合っている姿を間近で見てきたことや、大学1、2年生の時、選手の親御さんがすごい勢いで私に相談してくださった影響もあり(まだ駆け出しの学生なのに)、そういう親御さんたちの力になれる活動をしたいと思っています。
──親御さんも、スポーツをされているお子様の栄養や食事で悩まれることも多いと思います。私たちもユーザーさんからそのような悩みを伺うことが多いので、乳井さんの栄養指導や食事アドバイスを発信することができて嬉しいです。
乳井さん:良かったです。ジュニアアスリートと親御さんの親子を対象にした栄養教育も積極的に行なっています。
──いいですね。最後に、ジュニアアスリートとそのサポートをされる親御さんにアドバイスをお願いします。
乳井さん:栄養面では、ジュニアアスリートとサポートされる親御さんとの間でコミュニケーションを取ることが、レベルアップの近道だと思っています。
ジュニアアスリート本人も食事や体を改善する為に、自主的に情報をキャッチしたり勉強して、それを親御さんに伝えて実践することができると思うので、お互いにそのコミュニケーションを大切にしてほしいです。
2人:本日は、ありがとうございました。
アスリート同様、ストイックに目標を追いかけ、この道のプロになられた乳井さんから、なりたい自分になる為の向き合い方を学んだような気がします。変わりたいなら、自分から行動する。サポートしてほしいことを具体的に伝える。そうすれば、よりレベルの高い自分に成長できる。是非、より輝ける未来に向かって一歩踏み出してみてください。私たちのサービスがアスリートの行動を後押しできたり、キッカケを作れる存在となれたらいいな。そうなりたい。と思っています。
↓乳井優生さんをもっと知りたい方はこちら↓
◆アスリートコレクション乳井優生 https://www.athlete-collection.com/team-ac/yuki-nyui/
◆公認スポーツ栄養士 優生(ゆうき)インスタグラム https://www.instagram.com/you.neeeee07/
◆公認スポーツ栄養士 優生(ゆうき)/健幸ごはん https://twitter.com/yu_ki_kenkou
◆優生の健幸ごはん https://www.youtube.com/channel/UC-1lowkvRCJm1upClfUILNg
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