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初めてのシティリーグ
はじめに
初めてシティリーグに参加してきたのでメモとして残します。普段はPTCGLばっかりやっているしがないポケカプレイヤーです。
シティリーグ2024 シーズン2 超電ブレイカー環境
結果からいうと予選5-1、本戦2没のベスト4でした。
望外の結果に喜んでおります。
なお、本記事は備忘録として執筆しているので、役に立ったり勉強になることはあまり無いです。
かつてnoteもなかったころ、ライブドアブログとかでひっそりとやっている個人ブログの大会レポを見たりするのが好きだったので、まぁそういう感じだと思ってもらえれば幸いです。
使用デッキ
デッキ選択について。
私はついこのあいだのCL東京くらいから本格的にポケモンカードを始めたため、時間、費用ともにコストをかける余裕がなかった。そんな折友人からボムドラパルトのパーツを50枚ほど譲り受けたため、せっかくならと使い込むことを決意した。
幸いPTCGLでもリストの相違なく組むことができ、練習も可能。また直近の海外大型大会でも結果を残しており、デッキ強度は信頼していた。
とはいえ、日本と海外環境は違う。強豪プレイヤー間でレジドラゴが流行っており、S2の優勝報告も増えたせいでシェアも急増した。環境としては向かい風になっていたのは否めない。
もし無限にデッキを構築する財力と、無限に練習ができる時間があったなら選択は変わっていたかもしれない。
ボムドラパルトの使用感
リストはおかぴー選手、とーしん選手の使用していたリストをほぼそのまま拝借した。ひとまずこれで回し続けたところ、コスト管理の難しさを感じた。序盤のハイパーボール、大地の器のコストが無いことも多く、一枚切ったカードが負けに直結することを学んだ。特に神殿、封印石、ボードなどの一枚刺しのカードは相当慎重になるべきだと感じた。輝くフーディンも不要な対面はあるが、残しておくことでダメカンの乗せミスをケア、お守りやカートのケアをしてくれることもある。
ボムギミックはサイドコントロールさえ間違わなければやはり強力。ファントムダイブとの総ダメージが520→650と伸びることで技の宣言回数を減らすことができる他、相手のアタッカーを同時気絶させることでターンをとったりと感触が良かった。
なにより案外ヨノワールに進化しやすい。以前PTCGLで使っていたピジョ型だと結局ピジョットに飴を使ってドラパに進化するのにピジョで飴もってきて…となにがなにやら分からなくなることが多かった。ボム型は山札の中の不思議な飴の枚数が減らないので自然と引き込みやすい印象を受けた。
リザ対面のサイドレースの難解さや、タケルライコの突破力にびびりながらも、なんとなくの方針が見えて手にもなじんできた。
PTCGLで100戦ほどやったころの勝率は6.5割ほど。特に先攻での勝率は70%強あった。レジドラゴの急増により負けがかさんだが、そもそもPTCGL上でティア1を使ってまともにプレイした時でも私の勝率は6割ほどであるため、相当に良い数字といえる。
なにより、リザライコのようなトップティアデッキへの勝率はそこそこなものの、ティア2~3のその他有象無象への勝率が全体的に高い点が評価できた。一方でドラゴ対面への勝ち筋は見つけられないままであった。
ある程度手になじんだところで紙でも友人と遊んでみたり、ジムバトルに二回出てみた。
即席充電忘れ、ダメカン見間違えのリーサル逃しなどプレイ内容は惨憺たるものであったが、結果は4-1、4-1とやはりデッキそのものの強さを感じた。さらにPTCGLを重ねトータル200戦ほどプレイ。さすがに熟練プレイヤーのリストだけあって洗練されている。ここまでプレイを重ねてもいじるカードがないな、と思った。
リストについて
![](https://assets.st-note.com/img/1731946578-OWSivxdrpMguXHYzFwVfUnTD.png?width=1200)
前述のとおりリストの変更点はほぼないが、一応以下のカードを検討した。もし採用するならば減らす候補はヨマワル三枚目、サマヨール、ヨノワール二枚目、ロトム二枚目、シンオウ神殿、夜のタンカあたりだろうか。
シャリタツ
第一候補。スタートした際の安定感は素晴らしいが、スタートできないときポフィンでわざわざ置くほどでないかな、といった印象。
例えばドラメシヤかヨマワルスタートだとして、手札が流されなさそうなたねexのような対面でドロンチを持っているとする。この時にポフィンでドラメシヤを二体持ってきたいことが多い。飴でドラパになるドラメシヤ、ドロンチにのるドラメシヤ、前で倒れるかもしれないドラメシヤorヨマワル、という内訳だ。
その際シャリタツ呼んでベンチのままもなんか変な感じだし、前にする場合エネor入れ替えを消費し、かつそのまま前で倒された場合きゃくよせは一回しか使用できないのもしっくりこない。そのままドラパで殴り出す場合ドロンチにも乗れない。
中盤ぽっと盤面に置ければ強いのかもしれないが馴染まなかった。終盤はロトムキジでベンチが圧迫され、フーディンネオラントあたりと取り合う気もする、難しい。
とはいえ使われるのには理由があるはず。マナフィ
レジドラゴが急増したときに検討。結果レジドラゴには意味がなく勝利への寄与度は低いと判断した。ただ、変なとこから飛んでくるベンチ狙撃(ラッパつけかえ手裏剣とかレジギガス手裏剣、クルーエルアロー)へのお守りにはなる。気付いて出せるかは別として。
予選最終戦でマナフィがあったらプレイは変わったはずだが不採用に後悔はない。テツノツツミ
入っているリストは見たことないと思ったら、ついこの間シティ上位かなにかで見てびびり散らかした。採用していた方は負けん気とかも入っていたので多分レジドラゴに向けた一枚なはず。レジドラゴのピィをファントムダイブでとるのが悔しすぎて検討。ボムで取ればいい気はする。意外と悪くないような気がしているが勇気が出ず断念。レジドラゴ対策その2テラスタルオーブ
強いが枠がなかった。このデッキのハイパーボールは強いので削りたくないので入れるならヨマワルかタンカ削る。第三候補すごい釣り竿
クラッシュハンマーがあるコントロールに強く出れたが、ちゃんとプレイすれば不要だった。エネサイド落ちもタンカで間に合う。ロストスイーパー
剥がしたいものは山ほどあるので採用したいが、枠の関係でスタジアムを割る役割が被るシンオウ神殿と迷う。神殿の対ルギア戦での有用性が想定よりも大きかったためスイーパーを断念。単純にスタジアム割る程度だとコストが釣り合ってない点も気がかり。封印石2枚目
第二候補。だいぶ使用感はよかった。サイド落ちが無いだけでぺパーのバリューが高くなる。また、サイドに落ちていない時に気軽に貼ってターンエンドが許されたり、ペパーでコスト用に持ってこれたりと有用。負けん気鉢巻き
レジドラゴ対策その3。30ダメージ増えることでファントムダイブ2回で280ラインを2体落とせるようになる。実際に使用すると結晶が貼れないのが不自由すぎて咽び泣く。あえなく断念。
その他には
フトゥ博士のシナリオ、ネジキ、ボスの指令二枚目、メロコ等を検討したがボム型では試すことがなかった。サーチ無し、エネ加速無し、アンフェアやプライムが無い関係上効果的に使える場面が薄いと判断した。
以上は建前で、実際には楽をしたいだけというのが本音だ。
ヨマワルラインが厚いことで雑に出せる、雑に爆発できる。タンカがあることで雑にポケモンをコストに出来る、エネ管理が楽、というのが大きい。
また飴サマヨタンカ飴サマヨのような上振れムーブもゲーム全体を楽にしてくれる。
練度に自信のある人は安定感を増すシャリタツやオーブ、封印石あたりが良い気がする。
プレイに関して
どうやら私は、カードゲームが苦手らしい。
最近友人に「なんでミスしちゃうかなぁ」とこぼしたところ
「(悩んでいるだけで)考えてないんじゃね?」
とのお返事。おっしゃる通り、まったく脳が働いてないのです。以前はこんなことなかった気がするけど、ポケカを触るようになってから本当に酷い。
正直いい年になってきてすぐの改善の見込みはそんなになさそうなので、対策を絞ることにした。
以下がその対策である。
序盤のポケモンの並びは固定化、プレイは定跡化する
例えばスタートがヨマワルかドラメシヤか悩まないようにあらかじめパターン化して覚えておく。
基本的に手札にドラメヨマワルのみ手札にポフィン無しはスタートヨマワル、ドラメ複数ならドラメ。ポフィンやネスト複数枚でもドラメ。ネストボールがあってドラメいるならロトム出す。ハイボでロトムはできるだけ呼ばない。と決めた。
すぐドロンチ乗ることになりそうか、ヨマワルを早めに爆発しそうか、など分岐はなくはないが基本の動きは迷わないことにして、そこに脳のリソースをさかない。
ハイボロトムも実際にはそこそこする、てか結構する。が、出さないが得になってる展開が経験上多かったため”基本は”出さないと決めておいた。
そのほかスタート優先度、並べておきたいポケモン、等も頭に入れておいた。(ドラメシヤ>ヨマワル>ロトム>輝くフーディン>ネオラントといった具合)これらを決めておくことで序盤の時間を節約できる。ポケカは1ターン目が最も時間がかかっている(私調べ)ことが多いので時間の使い方への影響度合いは大きい。リーサルだけは見る
ダメージ総量を考えて”このターンの”倒しきりだけは見逃さないようにした。判断に迷う≒決着が近いので、ここまでに時間を残しておけばある程度時間を使っても大丈夫。単純にダメージの足し算をするだけなので時間さえあれば間違うことはない…はず。
決めきれなかったときは最も勝ちに近づく方法を考えて場にダメカンを乗せておく。ドラパルトexはサイドを進めないことによるメリットがある場面が頻出するデッキタイプだと思っているが、それでも迷ったらサイドを取り進めることにした。
なお、(このターンのリーサルはないが次ターンはこうこうこうして勝ちだ、ただそれには○○と××が必要、さらに相手側が△△と動くから手札干渉をするか…いや、裏を縛って条件を……)などと考えるのは諦めた。
ぱっと思いついた時は実行するが、楽をすることに決めた。最大値をみる
そのターン可能な最大値に向かう。端的に言えば上振れを狙うということ。確率上可能かどうかの判断は難しいので期待できる最大値を設定しそこへ向かう。
仮に結果が70-90点になるプレイと50-100点になるプレイがあったとき、優秀なプレイヤーは平均的に結果がよく、負けに直結しない前者を選ぶことが多いと思うが、私は後者へ向かうこととした。理由は自分のプレイの結果が何点から何点になるかが判断できないからだ。その場合最も悪い結果を生むのは平均をとろうとした結果30点に向かうこと。へたくそがその場で考えても急にうまくなれないのである。即席充電を忘れない。
2進化を紙で使うのが初めてで即席忘れが頻発した。
過去のカードゲームでターンエンド時効果を宣言することがなく、癖が抜けていないのも要因かもしれない。PTCGLではロトムがうっすら光ってくれるのでいいが、現実はそうではない。というかPTCGLでも忘れるのである。オートにしてほしい。
以上4点が対策である。
総じて要約するとA級ミスをしない。下手こかない。楽をする。ということだ。
リーサル見逃し、充電忘れ、などは議論の余地なく明確に損である。レジドラゴを使ってリスタートが先か博士が先かはそのあとだ。うまいやつらに任せておけばいい。
私はカードゲームは減点方式のゲームであると思っている。全ての手札や山札を把握したポケ神様がいたとして、そこからどれだけ離れずにいられるか、がうまさなのではないかと思う。そして強いプレイヤーはそこを目指し切磋琢磨しているのかもしれない。
しかし、私は不出来なのである。満点をとろうとする前にまず赤点回避に精を出すべきだ。
これらの対策(もとい付け焼刃)に加え、友人にちょっとPTCGLの練習に付き合ったりしてもらい、私はシティリーグに向かった。
シティ当日
いざ当日。
寝不足、なんかやる気でない。勝てる気しない。てかレジドラゴやめちくりー。と弱音がこぼれる。
ひとまず楽しく仲良くプレイすることを今日の目標に決める。あと即席充電忘れない。
1戦目
サーナイト
後手
初シティ。鬼のように緊張する。お相手の方は慣れた雰囲気のうまそうなプレイヤーだった。
お互いブン周りでもなく事故でもなく普通の立ち上がり。サナ側はもう少しキルリアを並べたいが、マシラは2面の構え。
後手2でこちらはファントムダイブ、裏はドロンチヨマワルヨマワルロトム。
お相手は返しにペパーアンフェアデヴォリューション。対サナのデヴォを完全に失念してた。これはゲームが傾くかもしれない、そう思っていた。しかし、
ここからがマグマなんです。
飴ドラパルト、ペパー飴結晶ヨノワ爆発、サマヨ進化爆発、ファントムダイブ。
宇宙。そこには音もなく爆発した星々の光だけがあった。
返しにロトムをサナでとられるもボス打って勝ち。結果としてヨマワル3の構築が活きた。
冷静に今になって考えるとやりすぎっていうか運だけというか。ドロンチ複数からアンフェアデヴォ耐性つけた状態でマシラorキルリア二面どりからスタートすべきとか。最後ボスなかったら危なくねとか。
そういうことはもういいのである。
勝ち
2戦目
レジギガス
先手 相手がじゃんけん勝って後攻選ぶ
PTCGL上では経験があったがピカ入りはどう動いてくるのかいまいちわかってない。
ひとまずヨマワル前ロトムドラメドラメ即席充電で番を返す。
大空洞キャリー古代の英知×2でゲッコウガの手裏剣、ドラメが全滅。相手の盤面は次もギガスから何度でも手裏剣を打つという構えだった。にわかに蛍の光が流れ始める。
諦めムードだったがやけになりながら最大値狙いでプレイ。サマヨ爆発でピカに50、ロトムに封印石張ってツツジ、カウキャで裏縛りスターアルケミーから神殿で空洞割り。ドラメおいて充電エンド。
返しにお相手は空洞が引けず前が動けずでその後も干渉札打ちながらファントムダイブ。捲った。
このシティで唯一実力でもぎ取った試合だったかもしれない。
勝ち
ここでなんとか緊張も落ち着いてきた
3戦目
レジギガス
先手
試合前は自然な談笑。
曰く「変なデッキで来たのになんか勝った」らしい。
どんなデッキなんだろう。
先手をとってスタートでレジアイスが見えて仰天。シティでギガス二連は希少すぎる。
幸い先ほどの対戦で学習したので大丈夫。「大空洞がないと辛そう」という一点の攻略に頼り2ターン目からファントムダイブを連打。要所でシンオウ神殿を置きつつ無事勝利した。
勝ち
4戦目
レジドラゴ
後手
先手とられてミュウスタートされ嫌な予感。
しかし相手は即エンド。事故ってる様子。こちらは順当にペパーから準備。
2ターン目、相手はプライムやつけかえを巻き込みしぶしぶ博士の研究プレイ。なんとかレジドラゴをベンチに立てるもなおも事故の気配。返しにファントムダイブでミュウを気絶させる。
3ターン目、相手はレジドラゴが進化できずエンド。オーガポン前。返しにボスでドラゴとる。最終ターンもファントムダイブ。
勝ち
解決策の見えなかったレジドラゴ対面を豪運により突破し気分があがる。そして(もしかしたら予選抜けちゃう?)と期待に胸を膨らませつつあった。
5戦目
リザードン
後手
相手はリザ-ドン。有利対面なはず。
内心は(これ先攻でリザ相手で負けて予選抜けできないとか実力足りてませんって感じエグイしさすがに勝ちたいー楽したいー)だった。
先1でポフィンを言えるもハンドにエネルギーがなく山札に結晶もないことがわかる。ゆっくり戦う展開になれば有利なはずと言い聞かせドロンチを並べていく。
2進化同士特有のゆったりとしたゲームになるかと思ったが、相手の盤面にヒトカゲとリザードしかいない。先攻3ターン目にひとまず仕掛けてみる。ボム+キャッチャーからファントムダイブでヒトカゲとリザード取る。すると相手が止まりそのままマウント取りつづける。
勝ち
おおぉぉお…!!
5-0である。安堵&安堵であった。
もうなにもいらない。満足した。
今日の分は頑張った。
しかしシティは続く。
6戦目
青ロスト
先手
じゃんけん負け、しかし先攻。互いに5-0の戦いだ。お相手はいかにもカードゲームのうまい青年といった様相で、数年後に四天王になってました、と言われても驚かないカード捌きをしていた。オーラがある。
ふと、こういう時はデッキバレないように即サレしたほうが得じゃない?
などと思うが、始まった以上真剣にやる。
先攻2ターン目が最大の分岐だった。状況はこうだ。
相手の盤面はキュワワー×2にかがゲコ、ガチグマ。相手は後手1でアクロマは使っておらずロストは二枚(キュワワーもう1で3だったかも)。場にはポケストップ。
こちらはペパーや結晶にいれかえなどもありリソースを吐き切ればなんとかファントムダイブは言えそうだが手札は細く盤面も十分ではない。
このとき私は自身がPTCGL上で使っていたスイーパー多投型の青ロストを思い出しながら考えた。
(アクロマはなさそうだけどスイーパー絡むとミラゲ圏内はあるな、つまり手裏剣。当然はなえらびの道中にアクロマを引き込んでも圏内かもしれない。とはいえロスト側はひとまず出てきたドラパに苦労するはず)
そう、今日はややこしいことはいいから最大値を狙うことに決めていたはずだ。
全てのリソースをここに!ファントムダイブ!!!!
「はなえらびはなえらびスイーパースイーパーミラゲ狂いえぐるで。」
ツキいるんかーい!!
対戦ありがとうございました。
負け。
振り返って考えてみたけどエネ間に合うように裏育ててから殴りだしでもよかった気がしてきたけど、その場合エネついたドラメに月光手裏剣が裏目で結局変わらなさそう。やっぱり次のターン結晶込みで単騎のドラパがファントムしにいくことにはなるなぁなどと考えていた。ただ、今こうして文字打ってみると待った場合は手札干渉挟める分やっぱ待ったほうがいいかもしれない。その場合はドラメシヤ4面並べてナンジャモスタート。でも負けん気ないからもしカイナが飛んできたときどうするかって問題もあるし、うーん。
そう、こんなことはすぐに結論がでない。当日は考えるだけ無駄だ。ともかく予選5-1、二位通過に喜ぼう。
なによりやっと休憩だ。
爆運と突っ走るプレイにより毎回10分程時間を余らせていたものの、トイレが関の山であり、ニコチンが切れて仕方がなかったのだ。そそくさとパチ屋の喫煙所に駆け込む。
デッキチェックを無事に終え本戦。
先ほどまで会場にあった熱気は一転して、残り8名、静かな雰囲気での試合となった。
本戦1戦目
ボムドラパルト
先手
じゃんけん負けたが先攻
マリガンで炎エネルギーとルチアのアピールが見えて困惑する。
考えても仕方ない。と、スタートすると相手もドラパルトだった。
ミラーは先手有利。だがこのミラーマッチがいつでもひっくり返ることも知っている。
互いにドラメシヤヨマワルを並べあう展開。脳が疲れている。わからない。
ヨマワルとるのか?ドラメに3030か?ロトムに60か?
そう、わからないときは最大値だ。
上手くやろうとしなくていい、上手くいくことを願おう。
相手もサイドを進める。
200乗ったドラパにファントムダイブ。ダメカン損してる。なんとかなれ。
的になるけどもうわからん。ポフィンでヨマワル二面だ。
相手からのツツジ。
勝てるときは引ける気がするから不思議だ。
こちらも返しにツツジ。
最後に40乗ったネオラントにカースドボム。
勝った。よかった。
本戦2戦目
タケルライコ
先手
じゃんけん負け。しかしお相手は「今日どっちが勝てたかなぁ」と悩みながら後攻選択。不利対面だが数も多いので練習は済んでる。
先攻なら五分、いや55%はあるはず。
しかしもう気が緩んでいた。
前ヨマワル、ネストでロトム、ネストでドラメ、エンド。
「あ、」
充電忘れ。
相手もはにかむ。
後攻1ターン目、前取られる。
先攻2ターン目でドラパ立ててファントムダイブ。これは倒されてもいい。
返しにきょくらいごう350。
ここまでは仕方ない、ここでもう一度ドラパルトを立てて手札干渉と裏呼び絡めて捲るしかない。
しかしツツジも引けないしドラパもたたない。万事休す。エンド。
「あ、」
充電忘れ。
私ももうバッテリー切れです。
負け。
結果
予選
サナ 後〇
ギガス先〇
ギガス先〇
ドラゴ後〇
リザ 先〇
ロスト先×
本戦
ドラパ先〇
ライコ先×
終わりに
振り返るとだいぶマッチ運に救われている。とりわけサナ、ドラゴに関しては爆運という他ない。逆に負けた二戦はプレイによって結果を変えることがマッチだったように思う。
デッキ構築は良かった。全てのカードを宣言したし、差し替えを検討していたシンオウ神殿、ヨマワルの3枚目も活躍した。
一方でプレイングには課題が残る印象。事前の対策は功を奏し、最終戦こそ充電忘れがあったが予選は全て言えていた(はず)だし、リーサル逃しもなかった(はず)。上振れ期待のプレイにデッキが応えてくれたとは思う。
ただ、簡易で楽なプレイをしすぎて、様々なケアを怠っていたのも事実。サイド落ち確認もしたうえで毎回10分程時間を余らせていたので、次はもう少し選択肢を広げてゲームを組み立てられれば良いと思った。いや、充電忘れ、どうにかならんかね。その前にFレギュが落ちるか。
長々書いてきたが、初めてのシティは存分に楽しめた。カードゲーム楽しい。
というか長々が過ぎる。1万字近くて草。シティベスト4くらいではしゃいでるとか思われてたら恥ずかしい。かといってフォロワー0のXでいつものジムバトルみたいに「本日シティ、本戦2没」みたいにスカしてツイートしてるのも我ながらどうかとは思う。報告できるポケカ友達を作るしかない。
ここまで読んだ奇特な方はXのフォローを是非。
以上