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イギリス発達支援への道㉝長男:EHCPのためのSLT(スピーチアンドランゲジセラピスト)アセスメント

EHCPは、ドラフトも最終版も発行に法定期限があります。

本来であればドラフトまでに全ての専門家からのアセスメントが終了していることが理想ではありますが、また人数もかなり多いためドラフトまでにアセスメントが間に合わないこともあります。

長男のEHCPではSLT(スピーチアンドランゲージセラピスト、日本で言うと言語聴覚士が1番近い職種でしょうか)のアセスメントがドラフトまでには間に合わず、最終版発行の法定期限10日前に学校で行われることになりました。

長男の場合は親にSLTから直接連絡がきて、電話にて聞き取り調査をしたいと言われました。
しかし要点をうまくまとめて電話で伝えられる自信がなかったので、電話通訳をまず依頼しました。
残念ながら電話通訳は叶わなかったため、「ここだけは伝えたい!」と言う箇所を口頭で伝えて、EPアセスメントでも共有した資料をSLT用に少しアレンジしてメールで送りました。

その後、SLTからのアセスメント用に親が記入する資料が共有され、期限までに記入して返送しました。
内容は言語理解や発語、コミュニケーションに関わるものが主でした。

その後SLTが学校訪問をしてアセスメントする日程が決まり、私もそこに同行することになりました。
そこで、日本語の通訳をつけてもらえることになりました。
個人的に、SLTのアセスメントではお子さんが英語でのコミュニケーションに難ありな場合は通訳を依頼したほうが良いと強く思いました。
本来その子が母国語で持つ言語理解が正確に測ることができず、不正確なアセスメント結果になる可能性があるためです。

40分ほど子供がSLTと様々なやり取りを通してアセスメントを受け、英語が分からない場合は日本語に通訳してもらいながら進んでいきました。
その後、親と教師の聞き取りを行い終了しました。私にとっても、通訳の方がいると日本語で考えて日本語で話したものをプロに通訳してもらえるので、安心感が大きかったです。
計1時間ほどで終了しました。

このSLTアセスメントがEHCP最終版に追記され、発行される予定です。

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