毒々しい嫌味を上品に表現するには
以前の記事「育ちがやばい・・・」の本で加藤ゑ美子さんの
本を紹介しましたが(ご購入したくださった方、ありがとうございます!)
実はこの方、けっこう有名な本があります。
聞いたことがある方がいらっしゃるかもしれませんが、とりあえずお嬢様というものがどのような言葉を使い、どのような生き方をしているかがわかる本として女性だけではなく男性も試しに目を通してみると新しい世界が見れるかもしれません。
特に印象的なのは「お紅茶」
お嬢様は紅茶を飲みます、紅茶を飲まなければお嬢様にはなれません!
凄いですが、今はやりのアフタヌーンティーなどもきっとお紅茶を飲まれる前提のものなんだなぁと思われるので、文化的にはあながち間違いではないと思われます。
で、佳境にはいるのは、お嬢様が上品に物事をけなすときの言葉!
これ、お嬢様だから使うというわけではなくASDやADHDでおもわず失言をしてしまう方にはぜひこの本でお上品なけなし言葉に変換してほしいのです!
例えば
「まずい、おいしくない」→「あまりたくさん食べれない、口に合わない」
「てきとうな扱われ方をされた」→「家庭的なおもてなしでした」
「汚い」→「すっきりとしていない」
など、たしかに意味は同じですがお嬢様のけなし言葉をつかうとマイルドになりますし、この人は気を使っているのだなと思われて自分自身の印象もよくなります。
私はこのほかにも二つほど知っていまして、
「貧相な量の盛り付け」→「お上品なサイズ」
「さわがしくなる、うるさい」→「華やかになる」
といういい方を周りにいた自称お嬢様が使っていました。
本に書かれている悪口の言い換え方もかなり大量にあるのですが、最終的には語彙力と想像力でいくらでも言い換えはできると思います。
あとは自分を下げないこともお嬢様、大切に扱ったほうがいい人の条件になります。
「わたしなんて~~ですから、○○さんはすばらしいですよ」
という自分を下げて相手を上げるという事はあまり好ましくなく
自分を下げずに相手を上げるということを意識すると、自分を大切にできるのだと思います。
すぐに実行するのは難しいですが、知識の一つとしてこの本は読むのにおすすめです!