アセンド経営日記第23回(2024年3月)
4月にはみ出してしまいましたが3月の経営日記を公開します。3月は怪我はするし仕事は上手くいかないし体調崩すしで、個人としてはとても調子が悪い一月でした。上手くいくと思ったらすぐに上手くいかなくなる(そしてこれを耐えたらまた好転していく)のはスタートアップの常ですので、めげずに気持ちを切り替え頑張るのみ。上手くいかないときも粛々と総括します。
第9回アセンド祭り
3月はアセンド祭りがありました。アセンド祭りというのは、四半期の総括を主な目的とした全社のオフサイト合宿で、今回で第9回目になります。3か月に一度の頻度で全社合宿を行うのは、時間的にも金銭的にも相応の負担になりますが、スタートアップは本当に変化が激しく、クォーターで一度総括するのが最適なタイミングだと考え投資を続けています。
私はスタートアップにジョインすることの最大の意義は、「全メンバーが会社経営を自分ごととして捉えられる」ことにあると考えていますし、それを地でできる会社が最強だと思っています。だからこそアセンドでは、個人の給与を除くすべての情報を開示し、経営会議や株主定例の内容、受注状況やキャッシュ状況を毎週の全社定例で伝達し続けています。この基礎の上にさらにアセンド祭りという形で時間と空間を区切り、強制的に全社について思考することで、会社と個人の同期化を徹底する、これがアセンド祭りの目的になります。
朝8時に集合、1時間半かけてバスで会場のニューサンピア埼玉おごせへ。バスレクから始まり、5時間に渡るワークショップに運動会、焚火会に幹事企画、飲み会とコンテンツ盛り沢山の2日間でした。幹事の皆さん、今回も素晴らしい企画をありがとうございました!「大人がくそ真面目に、それでいて子供みたいに楽しく仕事している」、そんな会社であり続けたいと強く思いっています。
怪我する、凹む、体調を崩す
先月の経営日記でも書いた通り、アメリカ→福岡→フルマラソンを強行企画した結果、右膝を激しめに痛めてしまいました。ランニングが出来ない代替手段として筋トレの強度を上げにいったところ今度は右肩が軽い肉離れになってしまい、もう何だかな、、、という感じ。今年で34歳になるので準備運動って本当に、本当に大切だと痛感しました。
それはそれとして、今月はメンタル的にも結構凹んでました。要因は色々あるのですが、かなり気合いを入れて頑張っていた活動が全然上手くいかず、同じ日に3連発くらいネガティブなイベントが重なり、その日は気持ち的に結構しんどかったですね。
これがダメだった。その日の夜から少し発熱し、翌日からは40度を超え、結果、ほぼ1週間休む羽目になってしまった。身体が弱まり、さらに精神まで緩むと本当にダメですね。緊張の糸が切れた瞬間に発熱するサイクルはいつものことであるものの、今回はここじゃないというタイミングだったし、これくらいのことで凹んでる場合じゃなかった。もっともっと気持ちも身体も強く持たないと、しっかりしろよ自分って感じで反省しています。(フルマラソンでもぶち込んで気合いを入れ直したいけど怪我しそう。。)
余談)信長の野望
とはいえ、熱でせっかく仕事ができないチャンスが来たため、信長の野望・新生with パワーアップキットをダウンロードしてやり込みました。今月は書くことがないので信長の野望について少しだけ解説します。
本作は信長の野望最新作である「新生」がアップデートされたものになります。最近の信長の野望シリーズは外交や野戦モードに軸足が置かれ、攻め勝つ勢力のスピード感と選択肢は上がったものの、中堅~弱小大名を駆使して下剋上を狙いたい私のような派閥には必ずしも楽しみ切れないところがあった感覚でした。今回は攻城戦モードが追加されたことや外交における勢力数制限が課されたことで、守り勝つ戦のバリエーションが大幅に強化された素晴らしいアップデートだと評価しています。
私のやり込みストーリーは四点ほどあるのですが、今回は難易度②の長宗我部元親で四国からの天下取りまでをエキスパートモードで実現できました。参考までに私の信長の野望鉄板ストーリーをご紹介します。
桶狭間ストーリーでの織田信長:チュートリアル的な感じで本作の評価をしながら最強軍団で楽しむ。それでも桶狭間の歴史イベントがないと今川攻略には相当の時間を要するので、歴史が一つのイベントで大きく左右されることがよくわかります(毛利新助(良勝)Good job!)
信長包囲網ストーリーでの長宗我部元親:四国統一の攻め、歴史イベントを含む外交戦、毛利、信長、九州勢(大友・島津)ら列強との守戦、それを支える内政と守り勝つストーリーとしては最高のものです。早急に四国統一し国力を高める必要があるものの、早過ぎる攻略は列強を刺激するため、最適なタイミング四国を攻略しつつ外交によって守りも固める。その後は本能寺の変が起きるまで勝瑞城・洲本城で只管に守る。信長の野望のエッセンスが詰まっていて本当に好きなストーリーです。(洲本城での守戦の時は宮下英樹の描く『センゴク権兵衛』の気持ちです)
無限の如くストーリーでの真田昌幸:これも面白い。やり込み下克上ランキングとしては個人的にここまでできればそのシリーズは終わりでよいと思うくらいには難しい。シリーズにもよりますが真田十勇士が登場する場合など特に、国力が小さくとも才能ある個人によって強国に打ち勝つ歴史ロマン溢れる戦いができます。また後に「表裏比興の者」と称される真田昌幸の外交手腕は、主家である武田家からの独立後、徳川・上杉・北條らの列強に挟まれる中で、弱小大名が生き残る戦国の知恵そのものであることを体感することができます。(歴史小説としての『真田太平記』もとても面白いです)
シリーズ毎に最適なストーリーでの足利義昭:これは信長の野望やり込み勢としては鉄板のストーリーであり、これを通じて「歴史のif」を疑似体験した方も多いのではないでしょうか。ただ最近は威信ポイントや政策などで将軍家の威光を一定保持した状況でプレイできてしまう分だけ、ゲームとしてのやり込み性は少し減ったのでは?と感じています。まだプレイしていないのでなんともですが。
と書いているとめちゃくちゃやりたくなってくるのと、信長の野望シリーズについては無限に話せてしまうのでこの辺にしておきます。
目標管理
今月の目標進捗は下記の通り。ここ数か月で最もスコアは低かったので4月で挽回できるよう精進します。
ロジックスの営業は変わらず順調で上方修正したクォーター予算も無事に達成!特に(準)エンプラ案件でしっかり競り勝てているのは素晴らしい流れであり、Bizチームがどんどん強くなっていることを感じています。だからこそ私の責任はロジックスのエンプラをつくることと、新規事業。新規事業は海外調査も完了しており、後は体制つくって回すこと。
採用には苦戦したしめちゃくちゃ悔しい想いが強かった一か月だった。こういう時こそ、めげずに頑張ることが大切。ただ、既存メンバーは期中にも拘わらず2名昇格してくれ強く期待しています!しもひ、田中、頑張りましょう!
財務面は無事に追加のDebtがクローズ。このフェーズでしっかりDebtを巻けたことは素晴らしいことであり、追加の予算も持って次ラウンドに向けて全力スイングしていきたい。
知性・身体は上述の通りボロボロの1ヶ月でした。心身の健康は会社のバリューでもあるので、しっかりと立て直していきます。今月は既に1週間で40km以上走れてるので、怪我には気を付けつつこのペースで走る。身体を鍛え精神も鍛えます!
アセンド祭りも終わり、4月は2Qのスタート!2024年問題も本格化する中で、気合いを入れて走り抜けていきましょう!!アセンド!!!