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【BUMP OF CHICKEN TOUR 2024 Sphery Rendezvous 9/7】

「お前ら今日いっぱい歌ったじゃん、その歌声は未来のお前自身に向かっていくんだと思うよ。未来は何があるかわからないし、つらくてしんどいときが来るかもしれないけど、そういうときに力になれるように。今日の歌声を思い出せなくても、俺たちが歌って思い出す手伝いをするよ。どこにいようと俺たちの音楽はお前のことを絶対に1人にしないから」

https://natalie.mu/music/news/354089

5年前、aurora arkツアーの最終日、藤くんが伝えてくれた言葉。
5年間、この言葉に生かされてきた。
コロナウイルスが蔓延して、仕事も休みになって、外に出られなくて
それでも人を避けながら散歩する時に
イヤホンから聞こえてくるのは一緒に歌ったあの歌で。
すぐには気づけなかったけど、コロナが終わって
日常に戻りつつある中で、ある時ふと、本当に突然、
藤くんが伝えてくれた言葉の意味がわかった。ような気がして。

ライブで一緒に歌ったことを思い出して、
あぁ、今日のために歌っていたんだと突然気づいた日があって。
その時に心があったかくて、嬉しくて涙が出たんだよなあ。
いつかまたみんなに会えるまで頑張って生きようって思って
やっと、いや、でも毎日聴いているからやっとでもないんだけど
でもやっと!ライブに行けるようになって!めちゃくちゃ嬉しくて!!
Sphery Rendezvos初日ベルーナドームに行ってきました!

うーーーんっと、ライブの感想、のようで
全然違うような、でもこれだけ覚えておきたいことがあって。

BUMP OF CHICKENが18祭という番組で曲をつくりました、
それが「窓の中から」という曲なんですけど、
この曲が出来上がった時はただただ壮大な曲だなあ、とか
藤くんって歌がうまいなあ、とか
いい曲だなあとか、私も18祭に出たかったな、とか
そういう感じの印象だったんだけれども

この曲をSphery Rendezvousで聴いて、一緒に歌ったんだよ。
そしたらね、心が震えて、あぁこの曲は私の歌だ!!!!って
強く強くそう思ったし、この5年間のことが
本当に走馬灯みたいに、いいことも悪いことも
全部全部思い出して、
コロナ禍でひとり青空の下散歩したことも
大好きだった仕事が大嫌いになりそうだったことも
家族と夜一緒にゲームして娘が負けて泣いたこととか
本当に日常のどうでもいいことから泣いたりしたことまで
この曲を歌いながら思い出したんだよなあ。

歌詞の中に

ああ 君と出会えて良かった きっとずっと出会いたかった
ほんの一瞬だけだろうと 今 今 重ねた声
これからの世界は全部 ここからの続きだから 一人で多分大丈夫
昨日 明日 飛び越える声
ああ もっと話せば良かった
言葉じゃなくたって良かった すれ違っただけだろうと
今 今 重ねた声

という歌詞があってですね、これをライブで、一緒に歌った時に
また5年前の藤くんの伝えてくれた言葉に戻るわけです。

今、一緒に歌った歌が未来の自分に向かっていくんだって。

もうBUMP OF CHICKENがいてくれれば大丈夫だなって
BUMP OF CHICKENの楽曲があれば
ずっとずっと生きていけるんだなって実感した。

どんなことがあってもBUMP OF CHICKENの曲があれば
BUMP OF CHICKENと歌ったことを思い出すことができるから
私は絶対に私であることを覚えておけるし
その一つ一つがどんな時も私を励ましてくれるんだなあ。

「窓の中から」は私と、BUMP OF CHICKENが一緒になって歌って
初めて完成する、私の中ではそんな曲。本当に大切な歌。

BUMP OF CHICKENと共に生きる時代に生まれたことに
本当に感謝。しあわせだなあ。
BUMP OF CHICKENに関わる全ての人にありがとうって
大袈裟だけどそんなふうに思います。
だからこそ私はBUMP OF CHICKENに誇ってもらえるような
そんな生き方をしたいな、ちゃんと生きる!

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