アルビレックス新潟レディースとWEリーグ開幕!

 先日、10月23日にプロスポーツビジネス論の授業で、株式会社アルビレックスレディースより、石田様から講義していただきました。WEリーグ開幕で女子サッカーが盛り上がっていく中、様々なことを学ばせていただきました。

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■女子サッカーの発祥
 日本の発祥は1980年、全日本サッカー選手権がスタートしたところから1986年、日本女子サッカーリーグが創設、そして2021年秋に女子プロサッカーリーグの“ WEリーグ” が開幕へ動き出しています。また、収益・集客の増加・増幅が求められてます。


■アルビレックス新潟L
 アルビレックス新潟Lの市場規模は昨シーズン1試合平均来場者数が1000人でしたが、この数値を、5000人まで増加することがWEリーグの目標になっています。最終段階として競技人口を2030年に20万人登録を目指しています。(日本サッカー協会)


アルビLの存在意義は3つあり、・女子サッカー界の頂点を目指す
               ・女子サッカー界を牽引する人を育てる
               ・互いに尊重し、愛する家族のような存                                                                 在になる
以上の3点から女子サッカーの地位を牽引する存在になれるように様々な取り組みをしています。


■分社独立の動き
 アルビレックス新潟Lは、2019年1月に分社独立しました。その目的としては、自主自立の経営、強化育成と環境整備に投資、編成・スカウティング強化があげられます。分社独立をし、世代別代表選手の継続的輩出、国内タイトル(WEリーグ・皇后杯)の獲得、愛されるクラブつくりを目標に掲げています。


 そして、ファン・サポーターによる地域連携は他クラブには負けないアルビレックス新潟L強みとなっています。
 分社独立に向けて、雇用受け入れ企業・団体・大学の支えも大きいです。サッカーをやりながら社会活動をやってほしいというクラブの方針のもと、アマチュアの選手は午前中仕事をし、夕方練習をするような選手がほとんどです。この動きは、トップチームにはできないことで、この取り組みはアマチュア選手たちの大きな支えの1つになっています。


 アルビLを支える株主・スポンサーは、アルビレックス新潟には160株主がいますが、そのうちの50株主がアルビLにもついてくれて支えていただいています。またスポンサーは39社がサポートパートナーとして支えていただいています。
 現在は亀田製菓、CORONA、NSG、新潟日報がユニフォームスポンサーとして支援しています。


■アルビLの取り組み施策
 2019年から2020年までの、各事業面と普及面の2面に対しての活動意義は、事業面では地域や応援企業・ファンとのきずなを深めること。普及面では県の女子サッカー人口拡大です。


 ファンづくりから支援拡大と集客を図る・地域行事や行政連携でファン・サポーター拡大へ・アルビLの認知度拡大、といった事業面の取り組み内容と・クリニックやふれあいイベント・サッカー協会女子委員会との連携・小学生年代との連携・アルビLオリジナル事業、といった普及面の取り組みから新潟にゆかりのある選手はセカンドキャリアでもスポーツや地域社会に貢献できる人材を育てることへつながってます。
 現在ウィルス禍でどのようなことができるのか日々考え、クラブづくりをしています。

 1時間30分という限られた時間の中で、女子サッカー界の現状からアルビレックス新潟レディースのことはもちろんWEリーグのことまでとてもたくさんのことを学ばせていただきました。
 女子プロサッカーリーグWEリーグが来年秋に開幕します。新たなスポーツ界を一緒に盛り上げていきましょう!

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