睡蓮や蓮が教えてくれる事
仕事の休憩時間に、立ち寄った公園の池で咲いていた睡蓮。
とってもキレイで引き寄せられました。
このような場所で咲いていた睡蓮。
睡蓮って蓮に似ていますよね?
私は蓮の花が好きで、見ると心が和むのです。それは幼いころお寺さんで良く過ごしたからでしょうか?
仏像のお釈迦さまは、蓮の上に立っていることが多いです。仏教には蓮の花と結びついていますね。
それは、仏教の教えの中に、蓮の花に人の生き方を例えた教えがあるのです。
都大路(みやこおおじ)にすてられし
塵芥(ちりあくた)の堆(つみ)の中にも
げに香りたくこころたのしき
白蓮(びゃくれん)は生ぜん (『法句経』)
これは、私の短くまとめた解説を書くと
大都会で捨てられ積まれたごみの中で咲いている蓮の花の素晴らしさ。
蓮の花はきれいな水ではなく、泥水で育ちきれいに花を咲かせます。
澄んでいないドロドロな水を養分にして花を咲かせる。
人の人生も 澄んでいる部分は少なくどちらかというと泥の部分が多いのではないでしょうか?その泥を養分にしてきれいな花を咲かせる。
自分の中にある泥のような経験。
その経験を養分にして生きていく。
辛かったこと
嫌だったことを
責めたり、悲観するだけでとどまるのではなく
その経験から気づいたことはないか?
ということも考えてみる。
蓮をきれいに咲かせるためには、
泥水が必須だそうです。
泥のような経験
それを持って花を咲かせていきたいですね。