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愛がもたらすもの

今日誕生日の著名人は
「アルベール・カミュ」という方です。
今月は愛の月と先日書きました。この方の名言に「愛」の文字があったのでご紹介します。

愛されないということは不運であり、
愛さないということは不幸である

愛されないと愛さない

愛されないとは 相手からのものであり自分が受け止める言葉ですよね。
愛さないは 自分からのものであり、相手が感じることです。

英語の動詞に自動詞と他動詞ってのがありましたね。
愛されないは他動詞 愛さないは自動詞になるのかな?

不運と不幸

次に不運と不幸の違いは何だろうと思ったので調べました。
辞書によると
不運=運の悪いこと。ふしあわせ。非運。
不幸=幸福でないこと。ふしあわせ。不運。

あら、不幸の意味に不運が入ってる!
意味を比べると微妙に違いますよね。

私の解釈としては
不運=人の思いと関係なく、降りかかってくる運のないこと。
不幸=幸福じゃないと自分や周りが心で決めていること
そんな風に感じます。


愛されないことは不運 
これは相手から愛されない それは自分の思いに関係なく降りかかってくるもの どうしようもできないこと 変えられないから不運とカミュは言っている。

愛されないことは、淋しく悲しいこと。
でもね その受け止め方を決めるの自分。
悲しいという思いを持つのも自分だし、愛されようとしたり、気にしなく生きることもできる。どれも悪くはないし自由。

愛さないことは
本来愛することが出来るのに、それが出来ない状態ということだと思います。せっかく愛する心があるのに、それを表わさないのは不幸だと
カミュは言っています。

それは不幸ではあるけど、不運ではない。それは、その人の心がそう決めているだけだから。不運の様に逃れられないものではない。ただ今、そうなっているだけ。それはその人の本質じゃなく、何か原因があってそうなっているのかもしれない。

愛したいけど、愛する自信がないとか
愛したことで傷を負いたくないという思いがある人。

愛せない人と感じている人は、自分を責めてしまう。それは、本来その心を持っているから、そうなれない自分が許せなくなる。そう感じます。

愛せない心の奥には

このような状態になる理由の1つに喪失感(グリーフ)があると思うのです。
過去の喪失の経験から、またそうなりたくないという思いが、愛する気持ちをとめてしまう。また、喪失が強すぎて、愛するということが麻痺しているのかもしれません。

愛せない自分を感じたら
愛さない(愛せない)自分がいることを責めずに認め、
愛さない理由を無理のないペースで受け入れていく。
そしてその気持ちを語ることができれば信頼できる方に話すと喪失感で固まってしまった心が徐々にほぐれていくと思います。

そうなっている人がいたら、周りの人たちはご自分が持つ愛で、そうなっている人の心を溶かして欲しいなと思います。
私もそうしていきたいと改めて思いました。

愛は人の心を溶かします。

今日の名言の意味からはそれたかもしれませんが、
今日の名言から思ったことでした。

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。


ここでも私を表わしてます!


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