引越し、そして入籍

ずいぶん前に引越しを終えて、無事に入籍をした。

引越しをしてからも仕事や家族行事でバタバタと忙しなかったが、それのおかげで互いにすんなり新生活に順応していくことができた。

一緒に生活をすると、相手への新たな気付きがあったりするのが面白い。例えば、休日は外によく行くんだなとか、帰ってくるのが案外早いんだなとか。一緒に暮らさないと他人の生活スタイルというのは分からないものだ。

入籍の日は、ちょっといいレストランにランチを食べに行った。今度、初めて出会った場所や初めてご飯を食べたカフェに行ったりしてみようという話になった。

入籍してから、相手の名前になった。
入籍前は、「なんで女性が名字を変えるのが普通なんだろう」なんて世の中に疑問を呈していたし、名字が変わるのはなんだか寂しいような気持ちだったし、役所等の手続きは面倒だった。
「全部終わったでしょ」と思い込んでいたら、カードやらパスポートやらあれよあれよと変更するものが出てきたりした。

最初は新しい名前を見る度に、「これは誰?」と別の人を見ているような気持ちだったし、今でも名前を聞かれた時に、旧姓を名乗ってから「あ、違った」なんて気づくこともよくある。

ただ、想像していたよりも名字が変わったことをすんなり受け入れられたし、新しい名前にも時間とともに慣れることができた。

また、入籍してからは結婚指輪を身につけている。
最初の2週間ぐらいは指輪をつけていることが気恥ずかしかったし、すごく特別なことのように感じていたが、指輪にもすぐ慣れたし、逆に指輪を着けていないと違和感があるようになった。

生活していると、ふとした瞬間にすごく幸せを感じて、ふいに涙が出そうになるのだ。それは大体相手からの思いやりを感じたとき。
もちろん、逆もしかり。家のことで思い通りにいかずイライラしたりしんどいと思ったりすることもある。それについては、また今度ゆっくり。

最近は、前撮りや結婚式の準備で休日はほぼ潰れているが、ドレスを着たり白無垢を着たりと、これまでにない非日常的な経験をできるのがとても楽しい。そして、周りから綺麗だね〜と言われるのもとても嬉しい。

結婚式自体はまだまだ先だし、家族だけの結婚式になりそうだが、結婚式をしてよかったなと思っている。これについてもまたゆっくり書き残そう。

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