いくつになっても夢を語ろう
歳を重ねるとともに夢を語る人は少なくなる。
そりゃあそうだろう、老い先短いのだから。
そう思う人は危険信号。
人生100年時代から、120年時代、あるいは「死ねない時代」になろうとしている。
還暦、定年、70代、80代と老け込むチャンス(?)はいくらでもある。
しかし、人生はまだまだ続く。
それなのに、年にかまけて老いさらばえていくだけではもったいない。
久しぶりに、夢を語れる70代の知人(日本人男性)と会った。
アメリカ・カリフォルニアに半世紀近く住んでいた男性だが、その間ハリウッド映画(アルマゲドンやキルビルなど)に出演したことがあるれっきとした俳優だ。
諸々の事情で2年ほど前に日本に返ってきた。
それで初めてリアルで会うことが出来、ほんの2時間ほどだが語り合うことが出来た。
彼は今、ギター一本抱えて路上ライブを行っている。
そしてこれから、日本一周、世界一周を夢見ている。
短時間では語り合えない多彩で稀有な経験をした人なので、また会うことを約束して清々し気持ちで別れた。