老年幸福論
「よく年は取りたくないもんだ」と言われますが、歳をとるのは実に良いことです。
実は、年齢を重ねるほど、人は幸せになっていくのです。
なぜなら、歳をとればとるほど欲がなくなるから。
それは、諸悪の根源である貪欲(煩悩)が減ることを意味します。
年と共に我執(自分に対する執着)が薄らいでいきます。
そうして、達観(老年的超越)の域に達していくのです。
年齢と共に多くのことに対して寛容になり、楽観的になる。
そうすることで幸福度が増すのです。
ひいては健康で若々しく長生きできるようになります。