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『ただ、君を愛してる』

僕がカメラを始めた頃に、カメラ関係のものを読み漁っていた。

カメラに埋もれたかったのかもしれない。

市川拓司の小説としては、『いま、会いにゆきます』よりもこちらの方が僕としては先に出会ったと記憶している。

そして、小説よりも更に以前に写真集が出会いだった。

この映画に出てくる写真をNYで撮影した写真家の写真集だった。



なんと言う写真家だっただろう?何と言う写真集だっただろう?

そう思って気になり検索して調べるのだが、どうしてもヒットしない。

カメラマンの扱いがこの程度なのだろうか?と残念に思う。

僕にとってはなかなか良い写真集だった。

あの写真集との出会いが無ければ、きっとこの映画は観なかっただろう。


さて、映画化になるにあたり、キャストが楽しみだった。

なるほど、宮﨑あおいとは・・・。

適役のような気もする。

ただ、おじさんの僕には宮﨑あおいと榮倉奈々の違いが時々欠落する時がある。

すまぬ・・・。

まぁ、ストーリーとしては、シンプルだとは思う。

歳行ってから観る映画ではないのかもしれない。

しかし、心は洗われるように思う。

『恋愛寫眞』と間違えないように・・・です。

是非、一度ご覧ください。


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