J.M.Weston705(Brown)
人は気にいると欲の生まれる生き物で。
サイドゴアブーツ 、そしてチェルシーブーツ、どちらが正式名称なのかは僕にはわからないが、705のBlackがとにかく気に入った。
形、履き易さ、そして履き心地。
どれもがしっくり来る。
こうなると、色違いが欲しくなる。
じゃあ、ってことで茶色に手を出してみた。
この手を出してみた、という表現がなんとも曖昧(笑)。
そう、のっぺりした色合いが気に入らなかったのだ。
さてさて、これはどうしたものか?
最初のうちは我慢して履いていたが、2度ほど履くともう良い。
身に付けるものはやはり気に入らないと手は伸びなくなる。
そんな中、bespokeでお願いしていたAnn.の西山くんから靴の染め師の話を聞いた。
ネットで調べてみると、なんとタイミングよく来阪しているではないか。
すぐに連絡を取り、西山くんから聞いた旨を伝える。
そして、染め方はよくわからないので、プロにお任せすることとしてお預けした。
届いた箱を開封すると、そこには完璧に生き返った705が息をしていた。
なんと美しい。こんな風に変わるのか。
染め具合1つで全く違う表情を持った。
そして今ではヘビーローテションの一角を担っている。
Black&Brownの705、ありがとう。