日本よ、立ち上がれ!・・・るか?
昨年は、DJIにはまってしまった。
osmo mobile2から始まり、osmo pocket、osmo action、mavic mini、osmo mobole3。
次から次とやられてしまった。
今、HUAWEIの5Gをめぐって、米中関係が悪化している。
冒頭のDJIという会社。僕は最初アメリカだと思っていたのだが、実は中国だった。
DJIは元々はドローンが有名な会社。ここのドローンにGOPROのHEROというアクションカメラを搭載する予定だったが、GOPROが他社のドローンに搭載してしまったらしい。
そこで、DJIは気を悪くする。蜜月がくずれるわけだ。
そして、ジンバルカメラのosmo mobileを開発して売り出し、これが成功するとosmo pocketを開発。これも成功すると、いよいよGOPROのHEROに対抗するosmo actionを売り出した。
これまた米中関係を浮き彫りにしていたような関係だ。
まぁ、米中関係の場合は軍事的な事も絡んでいそうだけれど。
さて、 made in CHINA と聞くと「大丈夫?」と思う人がまだまだ多そうだ。
確かに数年前までは「雑」というイメージが大きかった。
食べ物にはダンボールが入っていたりとか。
しかし、ここ数年で全く変わったのではないかと思っている。
深圳は中国のシリコンバレーとも言われていて、ハイスピードでinnovationを生んでいる。
「中国製品なの?それって大丈夫?」と言っている日本人のみなさん、よく考えてください。
日本でinnovationを生んでいるだろうか?正直、日本は世界で取り残されている組だと言っても過言ではないだろう。
みんなが使っているLINEはどこですか?日本じゃないですよね?韓国です。
日本が世界に通用する会社ってどこが思い浮かびますか?
だから、このnoteには頑張っていただきたい。
noteを始めた理由はそこにもある。
昔世界を席巻した箱物の時代はとうに過ぎ去り、日本は置いていかれている。
DJIも中国のシリコンバレーに本社を置く会社だ。
製品は、よく出来ていると思う。
日本の企業でこれだけできる企業が無いから置いていかれているのだ。
以前、VOLVOの社員さんに聞いたことがある。
VOLVOは元々はスウェーデンの車だ。
会社が立ち行かなくなり、1999年にアメリカのフォードに乗用車部門が身売りとなった。VOLVOファンはかなりのショックだった。
それでもダメで、2010年に中国資本となった。
ところが、ここからVOLVOは巻き返す。
それまでの質実剛健を踏襲しつつオシャレさ、便利さもプラスして、売り上げを伸ばしていった。
中国資本になり親会社の姿勢が「お金がかかって良いから良い車を作り出せ!」だったそうだ。
僕は紛うことなく日本人だ。
しかし、この時流を見ていると日本は確実に世界に置いていかれている。
「中国製品なの?それ、大丈夫?」と言っている日本人が多くいる限り、ひょっとしたら「日本製品なの?それって大丈夫?」という日がいずれ訪れるような気がしてならない。