角煮と向き合う2日間 / にほんしゅ・あさやん
2021年6月22日に婚姻届を提出したので、結婚生活も半年以上経ちました。
「毎日仲良く過ごしてます!」と押し付けがましく幸せアピール出来るほどの生活ではありませんが、お互いに小言を言いながらも感謝を忘れずに楽しく生活できています。
先日、晩ごはんの食事中に藤井聡太竜王が渡辺明王将に王手をかけたニュースを見て、パートナーが「すごいねーこんなに将棋盤と向き合って。あさやんは何かに向き合って続けれてる事あるか?」とナチュラルに聞かれました。
話しを続ける前に、こう書いた方がえぇんかなぁと思いそう書きましたが、パートナーという書き方はやっぱりしっくりこないんで、note上でのニックネームとして"サケちゃん"としておきます。
そんな質問をサケちゃんから言われた前日には、NSCの同期芸人、ラフ次元の空が人志松本のすべらない話に出演していて、話が面白かったのはもちろんなのですが、ナレーションの若本規夫さんが「大阪で活躍するラフ次元空、芸歴16年〜」と紹介された時にゾッとしました。
16年です。
お笑いと向き合い続けて、16年。
にほんしゅとしてコンビでは15年目。
サケちゃんのお母さんはピラティスの先生で、コロナ禍の中ステイホームが多くなった僕たちの健康を気遣って毎週オンラインでピラティスを教えてくれてるのですが、毎回始まる前に談笑がありその時に「時間はいっぱいあるんで、こないだ角煮を作りました!」と、元気いっぱいに僕が角煮を作った事を伝えると苦笑いをしておられました。
16年。2日かけてじっくり丁寧に角煮と向き合ってる場合やありません。
先の質問に対してにまじめに言い返しても楽しくないので「あるよ!米に夢中よ」と、ごはんソムリエ資格認定試験に向けてお米勉強中アピールをしましたが「今だけじゃん」と一蹴されました。
今だけやないんやと、記しておかないと。
大阪よしもとで8年間鳴かず飛ばずで活動し、吉本をやめて大越酒店に拾ってもらい、酒屋で働き、唎酒師の資格をコンビ揃って取得し、きき酒師の漫才師として活動を始めて早8年目。
お笑いと向き合い続けて16年とは言ったものの、胸を張って言えるほどの結果も全然残せてません。こんな事を自分の口から言うのは応援して下さってる方にはほんまに申し訳ないですが。現実そうなんです。
ただただ時間が経つのをのぺーっと過ごすのはもぅ辞めやと。お笑いと向き合う前に、もっと自分と向き合う時間が必要ちゃうか?と。角煮を食べてる時にやっと気付きましたので、自分を曝け出す為にもちょいちょいnoteにあさやんのパーソナルな部分"パソやん"を記していきたいと思います。
曝け出すことによって、気にかけてくれる方や応援してくださる方が増えるかもしれへん。逆もまたしかりという事も重々承知の上で。
なんとなく、ここまでの流れで重い感じに捉えられてる方がいらっしゃったらすみません。字面だけやと伝わらないかもしれませんが、ちゃんと明るい部屋でピンと背筋が伸びた状態で書いてますので、すこぶる健康的で前向きな気持ちです。
更新頻度やテーマとかも不定期不確定で始めますので、気楽に気長にお付き合いくださいましたら幸いです。
とりあえず、角煮を作ってる時も食べてる時も、懇切丁寧な心持ちで幸せは感じておりましたので、食べる事が大好きなのは間違いないようです。