見出し画像

スペイン巡礼銀の道 Vía de La Plata 5日目(El Real de la Jara- Monesterio)

5日目、4月10日。
今日の歩行距離は20km。

いつもはまだ外が暗い頃に起きて歩き始めるんだけど、この日は朝食を付けていたので皆んなと朝ごはんを食べました。
Conchitaママの素敵なホスピタリティと皆で夕食した楽しい時間を過ごしたアルベルゲを後にし、本日の目的地Monesterioを目指して8時前頃出発。


自然と黄色い矢印を見つけられるようになってきました
15世紀から16世紀の間に建てられたと言う個人所有のCastillo de Las Torres。
 El Real de la Jaraの町を出てすぐ、右側の丘の上に建っています。
今日も農家の中を歩いていきます。
この反対側には牛も放牧されてました。
真っ青な空に描かれた飛行機雲
Monesterioの町が見えてきました
5時間弱、午後12時30分に到着

町に入ってから公営のアルベルゲまでさらに20分以上歩いた気がします。
El Real de la JaraとMonesterioでは標高差は約300mあり、Monesterioの町は標高755m。ここに来るまで急ではないけれど上り傾向の道でした。
この日は途中からスペイン出身のホセと一緒に歩いてここまで来ました。
アルベルゲに着いたらホセが上手く言ってくれたからなのか、Hospitaleraの人が二人部屋を大部屋の2段ベッドの部屋と同じ料金でくれました。なのでラッキーなことに今日も1段ベット!お風呂は隣の2人部屋の人とシェア。自転車で巡礼してる人が1人で泊まってたので3人でシェアでした。
ちなみにこのアルベルゲはEscuela de Hosteleríaと書かれてある建物と一緒になっていて巡礼の道を歩いている僕らのようなPeregrino達ではない、中、高生の子達もいて、彼らの寮か寄宿舎としても使用されているようでした。

チェックインした後に今日どうしてもしたかったこと。
それは荷物を郵便局からアメリカに送ること。
歩き始めた初日に泊まったGuillenaのアルベルゲでいろいろ置いてきたけど、寄付せずにキープしたいものもあってそれはアメリカの家に送ろうと思ってました。今日まで持ってたのは今まで泊まった町の郵便局がどこも朝の10時にはすでに閉まっていたため送りたくても送れなかったから。小さい町は民間の方が国から委託されて郵便手続きをしているようでこれが朝の数時間しかやってない。午前10時にはすでに閉まってて、それまでに町に着くことなんてまず出来るわけなくって、この日のMonesterioの町の郵便局は午後2時30分まで開いてるって書かれてたからここで絶対送るって決めてた。
送るものの中でアメリカ側が拒否するであろう物が何気にあって、送りたかった全てを送ることはできなかったけどそれでも2.5kgの減量が出来た。これでまた少し歩くのが楽になる。送るときにスペインの住所が必要だったので一緒に来てくれたホセの家の住所を使用させてもらった。めっちゃ助かりました。

このサラダにかかってたドレッシングめちゃ美味しかった

郵便局で郵送を済ませた後、少し遅めのお昼ごはん。
巡礼仲間のカロヘロやアメリカ人のエリザベス、ドイツ人のグンテル達がここにいるから来いと言われて行ったBar El ConoのMenú del díaを頼みました。写真はもう食べ終わってしまってるけど手前のプレートはひよこ豆のスープ。奥のサラダにかかってたドレッシングがとにかく美味かった。デザートはオレンジ。これにパンとビールかワインがついてきます。旅でつけてた記録では€18払ってることになってるけどもしかしたらカフェを含んでの値段だったかも。

さぁ荷物も減らせたことだし、明日からの歩きが快適になる!。。。はずでした。

泊まったアルベルゲ:
Albergue Las Moreras
*予約可能。8〜10人くらい(?)の2段ベットの部屋(共同トイレとシャワー)、2人部屋もしくは(シャワー、トイレ付き)値段は€12.5から
シャワーとトイレは男女別で数も十分にありました。
キッチンとダイニングエリアも大きかったです。
洗濯はしてないので分からないけどwebでは有料でできるって書かれてあります。

残り904km。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?