スペイン巡礼銀の道 Vía de la Plata 9日目(Zafra- Villafranca de los Barros)
４月１４日、今日はVillafranca de los Barrosまで19.8kmを歩きます。
巡礼の道を歩き始めて初めての個室で宿泊の前夜。イビキで起こされることもなくて快眠でした。
左足親指の腫れも大分引いたけど、もらった外用薬を塗り、絆創膏を貼ってからガーゼを巻く。その上からガーゼがずれないように医療用のテープで固定。他の指にもワセリンを塗って水膨れ防止、爪保護に同じく絆創膏と医療用テープを貼って足の爪がやられないようにしました。この準備に１０分くらいかかるけど、もうあの痛みは味わいたくないから。
この日からこれが歩く前の僕のRitualになりました。
空が明るくなって来る朝８時頃ホテルを出発。Zafraの町をもうすぐ抜けるっていう手前で別のアルベルゲに泊まってたヴィンセントが歩いてるのを発見。彼はこの町が気に入ったのでさらにもう１日滞在を伸ばすらしい。彼もPeregrinoだけど、彼の今回の一番の目的は行く土地で自分が満足するまで描くこと。彼ともまた何処かの地で再会できることを願ってここでお別れです。
足の爪が押されないようにゆっくり下りました。
足はまだ痛みがあって本調子ではなかったけれど、19.8km、5時間かからずに歩くことができました。距離もそれほど長くなく、下り坂ではあったものの、難易度も一つ星のステージだったので歩き通せたんだと思う。
この日泊まったアルベルゲ：
Pensión La Marina €17
巡礼を歩いた中で一番最悪だったアルベルゲ。
こことほぼ同じ値段で別のアルベルゲ（Albergue Extrenatura)もあったのにここを選んだのは個室があったから。中心街から離れてはいたけど、足のこともあったからこの日も個室で寝たかった。
部屋が汚ない、ベッドも古くて軋む、シーツも毛布も洗濯されてないように見えてベッドバクもいそうな感じ。
シャワールームのドアも割れてて水しか出ない。トイレも水タンクの蓋がなく剥き出し。
もう一つのアルベルゲに変更すれば良かったけど、歩き疲れていたから外に出る気力も残ってなかった。横にはなったものの、気持ち悪さの方が大きくてこの日ほぼ一睡もできなかった。
通りを渡ったところにガススタがあってそこで飲み物やスナックが買えるけど、他のお店はこの付近には無いです。
一階がレストランでご飯はそこで食べれます。
キッチンはなし、シャワーとトイレは各部屋にある。
残り806.7km。