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スペイン巡礼 銀の道 Vía de la Plata 21日目(La Calzada de Béjar-Fuenterroble de Salvatierra)
4月26日。Fuenterroble de Salvatierraまでの20.2km。
久しぶりの短い距離です。
3週間毎日歩いたら20kmが短距離と思えるようになった自分にビックリ笑
前日、その前の日と2日間続けて30kmを超える距離を歩いたし、これより先の町まで歩くなら更に28km歩かないと宿がないので、この日は足を休める意味でもこの町で区切ることにしました。
前日に宿代を払った時に朝食を付けたので出発する前に町で唯一のレストラン、Manuelaで食べてから出発。
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朝方寒く感じるようになりました。
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人口100人以下の小さな村です。
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使徒サンティアゴに捧げられた 17 世紀のルネッサンス寺院だそうです。
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この前通った村よりも人口は多い(約240人)けれどバルは一軒のみ、宿泊場所はないです。
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Fuenterroble de Salvatierraに到着。
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(サントクリスト デル ソコロの庵)
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Albergue parroquial Santa María
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アンティークの容器が沢山飾られてありました。
サンティアゴ巡礼に関する書物も棚に沢山置かれてありました。
僕が到着した時にすでに居たのはValdesalorで出会った年配のスペイン人の姉妹。
お姉さんが巡礼を歩きたくって妹が付き合わされているらしい。
お二人とも70歳は越えているであろうにすごいエネルギーです。
Hospitaleroがちょっと用事をしているからこれでも飲んでちょっと待っていてと、ウエルカムティーならぬ、ウエルカムスープを僕らに振る舞ってくれた。
すでに日が登っている11時になっても寒かったので温かいスープは嬉しかった。
予約を取らない公営のアルベルゲでは先に到着した者からベッドを選べるのが通常。ここはAlcuescarの時と同じように教会が運営しているけれど、Alcuescarでは自由に選べたのでここもそうだろうと思い、Hospitaleroが受付してくれている時にベッドの下が欲しいんだけどと伝えたら、予約制ではないけど、2段ベッドの下は年配が優先なんだよって。*ちなみに僕はこの姉妹の次の到着だったので3番目。
僕もそう若くはないよ、もう50代だよ。何歳からが年寄りの部類に入れるの?と言ったら、”70歳や60歳から見れば50代はまだまだ若いよ”と言われた。
確かに今まで銀の道で出会ったPeregrino達は僕より皆年上だったけど、銀の道での50代はまだまだ若者の部類に入るのだと知らされました。
この後、ホセ、グンテル、シルケとこの前の町、La Calzada de Béjarから話すようになった顔見知りのイタリア人、グアルティエロ達が到着。
彼らとアルベルゲ近くのバルで一杯。皆で飲むビールは旨し。
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15 世紀の壮大なゴシック様式の建物で、
頑丈な塔とチュリゲラの作とされる 18 世紀の祭壇画があります。
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その後、Iglesia Parroquial de Santa María(サンタ・マリア・ラ・ブランカ教会)のツアーとミサに参加。
それからアルベルゲに戻って用意してくれた食事を皆で頂きます。
この日は偶然Hospitaleroの70歳の誕生日でした。スペイン語版バースデーソングを皆で歌って彼の誕生日を祝いました。
ちなみに皆で食事をした食堂エリアと寝室エリアには暖炉があったけれど、暖かかったのは暖炉付近だけで日中でも屋内は冷んやり、むしろ寒いくらいでした。4月も下旬だし、北上して歩いて来ているとは言え、そこまで気温は低くなることはないだろうと思って厚手の服を持参して来てませんでしたが、ここに来て朝の寒さが日毎増してきてて肌寒さを感じるようになってました。
ここの町が標高960メートルの位置にあると言うのもあったと思うけれど、持っているジャケットを全て重ね着しても寒かった。そんなことを他のPeregrinoに話してたら、寝室へ向かう途中の通路脇に積んであった衣類は今までここに泊まったPeregrino達が不要になった衣類を寄付したものだからそれを着たら?って。
早速行ったらその中からサイズぴったりのジャケットを見つけることができた。
コットン生地だったので着用しない時に担ぐのは重くなるだろうけど、寒さを我慢するよりはマシです。
夕食後、翌日は30km以上の距離を歩くのに早く出たかったので朝食を早くに食べたいとHospitaleroに言ったら朝食は朝6時30分からのサービスだよと。それなら食べずに出ようかなぁなんて考えてたら心を読まれたのか、”朝はきちんと食べてから行くように”と念押しをされた。
朝ご飯をきちんと摂っている時は調子良く歩けるので年配の助言をきちんと聞いて食べてから行く事にします。
教会が運営する巡礼宿:
Albergue parroquial Santa María
巡礼者や訪問者の自発的な寄付によって維持されていて働いている人たちも皆ボランティアだそうです。宿泊代は寄付制ですが、夕食(お代わりできるくらい提供してくれました)、朝食付きなので感謝を込めて寄付をしておきました。
個室もあるけれど、ほぼ大半は2段ベッドで総ベッド数は70あるので予約は出来ませんが余程のことがない限り確実にベッドの確保はできると思います。
トイレとシャワーは同室だけど、個々にドアが付いててそれぞれ3個ずつくらいありました。
寝室は女子と分かれてたので、女子の方にも同じくらいシャワーやトイレがあると思います。
手洗い洗濯場がシャワーとトイレの部屋の中にあって、施設内の中庭に干せる場所がありました。
夕飯と翌日の朝食付き。
バルは2軒、Peregrinoと言う小さなスーパーがあります。
残り533.9km。