スペイン巡礼 銀の道 Vía de La Plata 26日目(Zamora - Montamarta)
5月2日。Montamartaまで19.2km
朝6時30分過ぎ、夜明け前に出発。
巡礼路に戻る前にどこかで朝ごはんにありつけないかと歩いていたら、ホテルの一階のカフェに灯りがついてるのを発見。
そして朝食を食べていたら、なんと巡礼仲間のホセ、グアルティエロ、エラディオ、ロス達がゾロゾロと入って来てびっくり。
彼ら皆ここのホテルに泊まってたらしい。
こうして朝会ったのも何かの示し合わせ、この日はMontamartaまで共にしました。
朝ご飯を食べたカフェから出てすぐ、ビル横全面に描かれた大きな壁画がありました。Zamora出身のAntonio Pedrero(アントニオ・ペドレロ)と言うアーティストで、Zamoraのマヨール広場にあるIglesia de San Juan Bautista(サン ファン バウティスタ教会)前に設置されているメルルーの銅像は彼による作品だそうです。
この日のステージはほぼ平坦な道だったのでそれほど疲れることなく12時過ぎ、Montamartaに到着。まだ早い時間だったので、皆でこの先のFontanillas de Castroまで歩こうかと話してたんだけど、そこのアルベルゲが一つしかない上にベッドの数も12個だけ、行ってベッドがなかった場合はさらにもう10km先にあるGranja de Moreruela歩かなくてはならなくて、おそらく到着時間も夕方近くになる。
そこで、Fontanillas de Castroのアルベルゲに電話。
ここは寄付制なので予約は取らないけど、ホセが電話をして今から2時間くらいで着くからベッド人数分確保してほしいとゴリ押し(こんな時スペイン語ネイティブいるとめっちゃ助かる)
結果、残りのベッドは3個だけしかなかったらしく3人は泊まれるが、、2人はMontamartaに泊まるか、約20km歩いてGranja de Moreruelaまで行くと言う選択。
ロスはこの次の日で今回の巡礼を終了、嫁さんがGranja de Moreruelaまで迎えに来てくれるので時間合わせでここにステイすることに。
僕も2日連続の長距離歩行で足が疲れてたのでここで留まることにしました。
3人と別れたあと、ロス一緒にアルベルゲに行きました。
Montamartaは人口わずか550人、バルが1つ、スーパー1つ、レストランは2つとなってましたが、1つは営業してないようでした。
ロスと散策して町で唯一のBar Merce'sで一杯飲んだ後、1980年くらいから家族で経営しているという、これまた町で唯一のRestaurante Rosamariでランチをしました。この日Montamartaに泊まっていたPeregrino達皆食べに来てたんじゃないかと思うくらいのPeregrinoの人達でテーブルが埋まっていました。
夜はFuenterroble de Salvatierraで会ったことのあるベネズエラ人のベアが夕飯で皆にトマトとツナのパスタを作ると言うので僕も手伝った。
玉ねぎをみじん切りにした後、炒めようと思ったら油がなかったのでツナ缶のオイルを使用。スペイン人のロスがワインを買ってきて、El Cubo del Vinoのアルベルゲで一緒だったアイルランド人のジョージと4人で食事。あるもので間に合わせて作ったパスタでしたがなかなか美味しかった。
この日泊まったアルベルゲ: Albergue de peregrinos de Montamarta €5
料金はたったの€5で洗濯機もあって使用可能。キッチンも調理器具は若干、調味料もあったけれど古かったです。
シャワー、トイレは同室内、男女別々でありました。
ですがここのアルベルゲはとにかく凍えるほど寒かったです。毛布があったのでなんとか凍えずに済んだけど、寝室の部屋の大きさに対して暖房機が少なくて暖まらないのと、タイマー設定になってるのか夜間はついてなかった。食堂のところの方が暖かいからと言ってベアは毛布持って食堂のソファーで寝てた。
幸い僕は風邪は引かなかったけど、引いてもおかしくない状況でした。
なので夏の季節でない時に行く場合は確実に寝袋やヒートテックを持っていく方が無難かもです。
残り、430.4km。