2020/09/04

久しぶりにnoteに何か書いてみようと思いたった終業後17:30。
残業もないし、飲み会もない金曜日。
せっかくだからとノートパソコンをリュックに刺して家を出た。
向かうは近所のカフェveloce
入店してすぐのレジでアイスコーヒーを注文した。

ふと思ったことは、「レイコー」という言葉が通じるかどうかということ。
まず、僕も普段絶対に使わない言葉なので絶対に通じないだろうと思い断念。
素直に「アイスコーヒーください。」と注文した。

それから席について、パソコンを開いて今に至る。
noteに何かしら書いて帰宅するのはもったいないような気がしたため、
本も持ってきた。
今読んでいるのはカポーティ著「ティファニーで朝食を」という小説。
村上春樹氏が訳した新訳版だ。
この小説はどちらかというと映画の方が有名かもしれない。
オードリー・ヘップバーンがティファニーのショーウィンドウを覗きながらパンをかじるシーンが有名らしい。
らしい、というのも僕は映画の方もまだ観たことがない。


僕が小説を読むときは、だいたい何もかも忘れたいと思っていることが多い。
なにか悪い方面で心をざわつかせるような出来事が起きたとき。
本の世界に没頭して、心の中からそのざわめきを追い出す。
活字を追っている間、頭の中には物語の世界が広がっている。
その瞬間だけは心のざわめきはどこかに行く。
僕は本を開いている間、本に救われるのだ。

本を閉じたあと、少しだけ遅れてざわめきが帰ってくる。
急に現実に引き戻されてしまうその瞬間の対処法だけはいまだに思いつかない。
気持ちの切替えって難しい。
本を開いている間の幸せがずっと続いたらいいのに。

と思いながら今カフェveloceにいるわけです。



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捕虜
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