1/15 時間を買ってみた話

時間というのは誰にでも平等に1日24時間ずつある。
小学校の頃の僕にも、今こうして日々おっさんになっていっている僕にも
ちゃんと1日は24時間ある。
時間の使い方は成長していくにつれてだんだんと上手くなっていっている感じがするけど、実際は1日の中で自由に使える時間がなくなってきているのだ。
小学生の頃は気の向くままに1日何をして過ごしてもよかった。
学校にはちゃんと通っていたけど、学校生活の中では何をしてもよかった。
授業を受けるのもよし、寝てもよし、勝手に出ていってもよし(めちゃめちゃ怒られるけど)


しかし、大人になった今はどうだろう。
1人でしっかり生きていくためには、お金がないといけない。
1日のほとんどを労働に使ってしまうのだ。
平日なんかは自分のために使える時間は寝る時間を削って作るしかない。

そんな自分の24時間のうちの8時間以上を使う仕事の時間は大切に使いたい。
有意義にしたいのだ。
楽しんで仕事をしたい。
生活の一部になっても全然辛くないような仕事がしたい。

体力的には辛くても、仕事がしたいと思えるような仕事がしたい。

僕はそう思っている。



今日は毎朝通勤に使う時間を買ってみることにした。
会社の横のホテルに泊まることにしてみたのだ。
ホテルから会社までは徒歩5分。
毎朝1時間半以上かけて通勤しているので、僕は今日1時間25分くらいを1万円くらいで買うことができたのだ。
なんて安いんだろう。

会社の近くに引っ越せばもっと安く済むのだ。
郊外にマンションやアパートを借りて時間をかけて通勤している人はもったいないと思う。
僕も郊外に住んでいるし、毎朝めちゃくちゃもったいないと思う。

引っ越そう。

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捕虜
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